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月刊「広報会議」が150号記念号を刊行。「オウンドメディア運用に関する調査」の結果を発表



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宣伝会議が刊行する月刊「広報会議」が、6月1日に発売された2021年7月号で、通巻150号を迎えた。

特別記念号では、経営を大きく左右する「広報」の使命や活動領域の進化をまとめた他、コロナ下の広報において必要な視点について実務者、有識者の声を収録。また、広報活動における重要な役割を担う「オウンドメディア」に注目し、調査を実施した。

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アンケートの結果、オウンドメディアに「とても注力している」「注力している」と回答したのは8割超。コロナ下でリアルなコミュニケーションが制限される今、企業にとってオンラインで直接コミュニケーションが取れる、オウンドメディア(サイト)の存在が大きなものになっていることが伺える。しかし、運用にあたっては担当者から費用面、効果測定、人材確保、方針決めの難しさなど、多くの課題も寄せられた。

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オウンドメディア(サイト)に期待する役割については「企業イメージ向上・企業ブランディング」が最も多く、「企業の認知向上」「企業姿勢や事業価値への理解促進」が続き、また記事選定の基準についての質問では「読者に役立つ」「サイトや企業のイメージアップにつながる」「商品やサービスの理解・体験につながる」が上位を占めた。一方、測定に関しては、「ページビュー」をKPIとする回答が最も多く、今回調査した内、月間平均PV数は、半数が5万PV以下という結果であった。

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外部委託に関しては、半数が外部委託なしの結果となった。委託内容については戦略立案、集客などは低く、ライティングや写真・動画の撮影など、コンテンツ作成の実務にかかわる内容が上位を占めた。制作にあたっては世界観の共有やフレキシブルな対応も必要なため、戦略は自社でコントロールしつつ、内製でまかないきれない部分は外部へ委託していることが考えられる。

特集内では、2年連続でフジサンケイグループ広告大賞グランプリ受賞の「トヨタイムズ」ほか、ファンづくり、ブランディング、採用など、効果を出すことに成功した企業事例も紹介。そのほか広報の動向を、これまでに発売された同誌のバックナンバーで振り返る企画など、150号記念特別記事が満載だ。

月刊「広報会議」2021年7月号
定価:本体1,300円(税込)/A4変形判 ページ数:144ページ
発行:株式会社宣伝会議
販売:全国有力書店ならびに定期購読/デジタル版での配信
主要読者:経営者、広報担当者、PR会社、宣伝担当者、マーケター、ブランドPR、広告会社、経営コンサルティング会社、調査会社、ブランドコンサルティング会社、学生、地方自治体など

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