「スワイヤー・ホテルズ」の展開するコンテンポラリー・ラグジュアリー・ブランド「ザ・ハウス・コレクティブ」が、日本初進出。東京・渋谷東急百貨店本店跡地に新ハウスを2027年度に施行予定として開設する。
同施設は、東急、東急百貨店とL Catterton Real Estate(”LCRE”)とタッグを組み、「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト」の一環として誕生。2008年にオープンしたザ・オポジットハウスから始まった「ザ・ハウス・コレクティブ」は、個性豊かなホテルのシリーズだ。
北京の「ザ・オポジットハウス」、香港の「ザ・アッパーハウス」、成都の「ザ・テンプルハウス」、上海の「ザ・ミドルハウス」に続き、今回、東京・渋谷を舞台に、海外初進出としての重要な役割を担う。なお、同ホテルシリーズは、それぞれユニークなコンセプトを持ち、ラグジュアリーな旅の中で、他とは違う親密でパーソナルな体験を求める、旅慣れたゲストのためにデザインされているのが特徴。各ホテルは、才能ある建築家やデザイナーの手によって、その場所がもつ特徴を生かした洗練された独自のデザインが魅力だ。
一方、「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト」は、延床面積11万7千平方メートル(Bunkamura含む)の建物に、上質なリテール、コンテンポラリーラグジュアリーホテル、賃貸レジデンスを有し、アートやカルチャーとの融合体化により、活気あふれる渋谷の新しいランドマークとなることを目指し誕生。建築デザインには、その土地の持つ背景やランドスケープに合わせたサステナブルでコンセプチュアルな空間づくりを得意とし、国際的に高い評価を得ているノルウェーの建築・デザイン事務所「スノヘッタ(Snøhetta)」を起用することが決定。また、東急グループとLCREが掲げる持続可能な開発目標の達成に向けて、環境とサステナビリティに配慮した国際認証などの取得を目指していく。
スワイヤー・ホテルズの副会長トビー・スミス氏は、「世界に雄飛するザ・ハウス・コレクティブの成長を見守って、とても誇らしいと思います。これを機に、個性溢れるデザインとヒトを大切にするホスピタリティを東京の皆様にご紹介いたします。新ハウスがオープンすることで、東京の皆様や世界中から東京を訪れる皆様に向けて、活気に満ちたワールドクラスの新しいゲストエクスペリエンスを作り上げていくという私たちのビジョンを、東急グループおよびLCREとともに実現することを嬉しく思います」とコメントする。