無印良品を展開する良品計画は、新たな商品構成や素材の考え方を持った「MUJI Labo」を2024年秋冬シーズンの商品からスタートする。10月11日より、無印良品の一部店舗とネットストアで発売する。また、同日には「MUJI Labo」の世界観を表現した「無印良品 代官山」をオープンする。
「MUJI Labo」は、無印良品のベーシックな衣服づくりを追求する実験室として2005年から日本国内およびグローバルの大型店を中心に展開している。2024年秋冬シーズンからは、衣料品のものづくりの原点を見つめ直し、さらに進化させる。シンプルで洗練されたデザインの商品を、自然や素材の持つ力を活かし、細部にこだわった丁寧なものづくりで実現していく。
「MUJI Labo」でものづくりの実験や挑戦を続けることで、未来の無印良品の商品へつないでいき、地球環境を維持し、社会課題を解決し、文化伝統から学び、生活者個人の個性が輝くような、商品やサービスの開発を目指す。
代表アイテムの「再生カシミヤ混・再生ウール混」は、日本国内の工場で、回収したウール製品やカシミヤ製品、生産工程で出た端切れ生地を粉砕し、再度紡績した糸を混ぜて織りあげている。
「自然のまんまの色 カシミヤ」は、モンゴル高原の東部にある地域のカシミヤを無染色・無漂白で仕上げた。