本日は4月1日(火)のエイプリルフールということで、”嘘をついても良い日”として毎年恒例の世界的な風習となっていますが、個人間だけではなく、企業PRの機会としても各社ユニークなコンテンツ企画によって活用されています。
F.M.J.としてクリップした3つをご紹介します。
まずは、ハースト婦人画報社のWEBマガジン「ELLE ONLINE(エル・オンライン)」で、新編集長に”ネコ”が就任したというもの。トップページにアクセスすると、「吾輩は編集長だニャ~」というサイト右上の告知バナーによって誘導されるリンク先には、”ネコ一色”に染まった「ELLE ONLINE」のトップページが出現。各コンテンツの見出しや画像も細かくキャット化されている演出です。さすがに各コンテンツまでは作られていないようです。
集英社の漫画誌「週刊少年ジャンプ」はオシャレ少年漫画誌「週刊少年ジャンプティーン」として新装刊。雑誌「Seventeen(セブンティーン)」専属モデルの新川優愛が新生「ジャンプteen」の新たな顔として表紙を飾り、ファッション誌と漫画誌のコラボレーションのような演出。実際に誌面を見てみたくなってしまうほどの完成度です。
ファッション業界ともかかわりが深いエナジードリンク「RED BULL(レッドブル)」からは、入浴剤「RED BULLO(レッドブロ)」が新登場。エナジーあふれる自然素材のみを厳選して独自の配合率でブレンドされたエクストリームな入浴剤で、効果効能が体感できる試浴会も全国各地で開催するなど、ブランドらしい企画となっています。
本日ご紹介したような”ありえない”コンテンツ事例は、WEBを中心としたニュース記事として取り上げられやすく、また、ユーザー間のクチコミとして話題になりやすいというメリットがあります。
WEB・SNSを軸としたブランドファンとのコミュニケーションが不可欠ないま、エイプリルフールの本日だけではなく、ブランドが直接伝えたい情報以外の強いコンテンツを開発し、ユーザーの興味・関心をひくことでブランドのファン化を狙う”コンテンツ・マーケティング”のショーケースとして、参考にすることができます。
・ネコ編集長の「ELLE ONLINE」 http://sp.elle.co.jp/cat/
・集英社「週刊少年ジャンプティーン」 http://www.shonenjump.com/j/index_jack2014.html
・レッドブル「Red Bullo」 http://www.redbull.com/jp/ja/events/1331642674341