佐賀県は、ビームス創造研究所とのコラボレーションによるニューススタンド型セレクトショップ「STAND SAGA(スタンド佐賀)」をオープン。移動販売車によって、有楽町駅前に11月28日(金)から、銀座ソニースクエアで12月5日(金)からの期間限定開催となっています。
同プロジェクトは、佐賀県の情報発信事業「FACTORY SAGA(ファクトリー サガ)」と、ビームスのクリエイティブ・シンタンクとして多岐にわたるプロジェクトを手掛ける「ビームス創造研究所」による取り組み。伝統工芸の有田焼「KIHARA(キハラ)」や竹下製菓のアイスクリーム「ブラックモンブラン」など、佐賀県内の企業との洋服や雑貨をコラボレーションアイテムとして制作。また、ビームス創造研究所セレクトによる佐賀県の特産品や「シシリアンライス」や「ミンチ天」などご当地グルメも販売します。
さらに、「STAND SAGA」終了後の12月8日(月)からは、47都道府県の地方新聞社運営によるお取り寄せサイト「47CLUB(よんななクラブ)」内の特集ページで販売予定となっており、その発売に先駆けて、オリジナルアイテムを現在サイトで見ることができます。
プロデュースを手掛けた南馬越シニアクリエイティブディレクターは、「佐賀には銀座や有楽町にいる女性にウケそうなものがあるので、それをビームス流にアレンジしました。佐賀のメーカーや工房では、若い方が頑張っていて、ビームスのセンスを分かってくれたので、良いコラボ商品ができました。私は様々な地域で仕事をしていますが、これだけ若い方が頑張っている地域はないと思います」とコメント。
県自体のイメージ向上や多様な名産品の魅力を発信するという佐賀県のプロジェクト。「FACTORY SAGA」の金子暖プロジェクトリーダーは、「佐賀県には、良いものだが知られていないものがあります。目利き力、企画力があるビームスとコラボレーションしたSTAND SAGAを通じて、佐賀の魅力に触れて頂く機会を構築したいです」とビームスとの取り組み意図をコメントします。
今回のビームス創造研究所のように、地方の産業・技術とコラボレーションし、あたらしいモノやコトを生み出すことで地域の活性化を目指す取り組みが、ファッション業界でも今後加速するかもしれません。
ニューススタンド型セレクトショップ「STAND SAGA」
期間:有楽町駅前広場 11月28日(金)~12月4日(木) ※12月1日(月)を除く
銀座ソニースクエア 12月5日(金)~12月7日(日)
時間:平日9:00~14:00、16:00~19:00/土日10:00~19:00