ビームスは、10月1日から31日までの1か月間、乳がんに関する理解とブレスト・アウェアネスを呼びかけるピンクリボンキャンペーンを実施中だ。試着室のない店舗やメンズ店舗を除く国内134店舗にて384の試着室に10月上旬よりセルフチェックガイドを掲出し、日本発のジェンダーレスなスキンケアブランド「マグニフ(MAGNIFF)」のハンドクリームのサンプルパウチを2つ、胸のセルフチェックガイドを載せたカードを添えて配布する。
ビームスのピンクリボンキャンペーンは、乳がんを正しく理解するための情報発信と、日常的に胸の状態を意識するブレスト・アウェアネスの習慣を身につけるためのきっかけ作りに、ビームスの店舗、公式サイト、SNSなどで行う取り組みだ。
2017年から毎年10月に実施しており、女性用試着室(男女兼用含む)にセルフチェックガイドを掲出し、着替えるついでに簡単なセルフチェックを促す活動を中心に継続している。ブレスト・アウェアネスを身につけることで小さな変化に気付けるようになると同時に、乳がん検診を受けることや、医療機関に相談することに対するためらいが軽減されることを期待している。
10月上旬より対象店舗で配布するマグニフの「ハンドクリーム ホーウッド」は、上質な植物オイルが肌になじんでしっとりと潤う天然由来成分100%。ボディにも使用できる。手のぬくもりを通して優しく広がる香りでリラックスしたら、そのまま続けて胸のセルフチェックへとつなげてみることをご提案し、さらには日常的なブレスト・アウェアネスの習慣になるようにと、願いをこめている。なお「ハンドクリーム ホーウッド」はビームスでの販売はない。
キャンペーンビジュアルとセルフチェックガイドのイラストは、雑誌・広告・アパレル・壁画・CDジャケットなど様々な媒体のイラストレーションを手掛ける宮崎知恵(STOMACHACHE.)によるものだ。これまでにも「ビームスT(BEAMS T)」や「レイ ビームス(Ray BEAMS)」でイラストを商品に起用しており、今回はピンクリボンキャンペーンのメッセージを女性のみならず広く届けたいという思いに共感し、アートを描き下ろした。
ビームス公式サイト内ピンクリボンキャンペーン特集ページでは「知る、想う、からはじめる」のスローガンを掲げ、自分の身体のことを知り、大切な人にも寄り添うために、乳がんに関する正しい知識を発信。キャンペーン継続8年目となる今回は、ブレスト・アウェアネスの大切さに加えて、社内スタッフからあげられた乳がんに関する素朴な疑問に保健師が答えるコラムを企画している。この内容は特集ページにて10月中旬に公開予定だ。また、公式サイトのトップに表示される、通常オレンジ色のロゴが、10月はピンクリボンバージョンのピンク色に変わる。