【ライフスタイルリノベーション記】
ファッション系広告代理店を経て2012年札幌へ移住した、yokoyumyumさんは現在、中古マンションを購入してリノベーションの真っ只中。自然と都市の共生、鮮やかな四季に魅了され、FEEL-GOODなライフスタイルに向けて、住空間をリノベーションする過程をレポート。

｜ドキドキの5日間

そう、事前審査です。

住宅購入のイロハを学ぶべく
とあるハウスメーカーに行ってみた時初めて
「事前審査(ローン審査)」なるものを知りました
(現金一括で買えるならその必要はないのですが)

物件を検索するのも内覧するのも自由ですが
この事前審査を通過しなければ
いざ購入！とはいきません
(事前審査まだです、と分かると
不動産会社によっては冷たい対応だったことも・・)

事前審査って何？
返済比率って何？
中古マンションでも満額OKなの？

大企業に勤務
年収多し
頭金どっさり
若くて元気
こんな素敵な条件とは異なるワタシたち夫婦
長くて短いドキドキの5日間でした

｜そして無事通過

ハウスメーカーや不動産会社経由で審査を通す方も多いと思いますが
ワタシ達もそのひとり

担当の方にはあれやこれやアドバイスいただきつつ
銀行窓口の方と諸々交渉していただいたと思います
(感謝感謝です)

業界のコトは詳しく分かりませんが
銀行とのお付き合いや関係値が左右する部分もあるんでしょうね
(審査に通りやすい方法を熟知していたり、金利優遇の可能性があったり)

これで、あの物件に申込ができる！
と、思ったのも束の間
ここからちょっとしたドラマが・・

｜油断大敵

・物件A (第1希望)　78平米　駅徒歩6分 （南向で理想的な価格）

・物件B (第2希望)　63平米　駅徒歩1分 （物件Aより狭く100万円高いが駅近で角部屋）

内覧を重ねココだ！な物件Aに出会い
購入に向けていよいよ事前審査を申込んだワタシ達　

無事審査を通過し
さぁさぁあの物件に申込するぞ！と思った矢先・・
「先に申込が入りました」の連絡

ええええええええ！

売主は個人の方
売りに出して間もなくまだ居住中(WEB公開前の超ホットな物件A)

たったの5日間（審査結果が出るまでの期間）でも
こういうコトってあるんですね
WEB公開前だし大丈夫か、なんて考えは甘かった！
(同様の事例をネットで検索すると
15分差で、なんて記事もありました)

この手の話は聞いていたものの
実際に体験するとは・・

よくよく聞くと申込んだのは現金一括払の業者とのこと
売主からすれば
ローンを組めるかどうか審査中の買手より
現金で即購入してもらえる買手の方がいいですもんね

嬉しいお知らせ（審査通過）と
残念なお知らせが一気に届き本当にショックでした

が、
気を取り直し
別の物件を探しながら残る物件Bに申込むかを悩んだ2週間

結果
物件Bに申込もうと決めたものの
これまた・・・

｜二度ある事は三度ある？

物件Aの申込は先を越され
次こそは！と思った物件Bも・・・先を越されました

またか・・・
ひょっとして
二度ある事は三度ある？

すっかり気を落としたワタシたち
希望条件にマッチする物件は少ないし・・また振り出しに戻るのか・・
そんなコトを考えていた数日

｜風向きが変わったんです

「先に申込んだ方、交渉決裂しました」の連絡
そう、交渉権が回ってきたんです

これは予想外でした
今度は即行動！
リノベーションをお願いするパートナーにも
事前にマンションを見て貰うため2回目の内覧へ

・どの程度水周りに手を入れられそうか？
・壊せない壁はあるか？
・天井はブチ抜けそうか？
・床材の指定はあるか？

などをチェック

と同時に
修繕履歴＆長期修繕計画も確認
(マンションは管理を買え、とよく言われますよね)

ひと通り確認を終えて
申込もう！と決めたものの
悩ましかったのが値引交渉するかどうかというコト

当初は値引をお願いする気満々でした
(端数をカット！な交渉は売主も許容範囲かと)

しかし
先に申込んだ方の交渉決裂の理由が値引だと言うんです

値引交渉してる間にもしまた次の申込者が現れたら・・
立地が良いので人気もありそうだし・・
(しかもその買主が前回同様、現金一括払の業者だったらワタシたちは不利)

結果
もう手放したくない！
と思ったワタシたちは値引交渉せず満額で申込することに

ここからは
トントントーンとコトが進み
ワタシたちの物件探しは無事決着を迎えたのです