|買取再販型中古マンションに関する調査
最近こんな記事を目にしました
「買取再販型中古マンション」市場、年間約8,000件・年間販売総額は約2,000億円と推計、矢野経済研究所
中古マンションを不動産会社が一旦買い取り
リフォームして再販するというビジネスモデルについての記事です
既に中古マンションを買い
リノベーションしたわたしたちですが気になるトピック
マーケティングで有名な矢野経済研究所による調査報告を詳しく見てみました
|まずココにびっくり
この記事の中に
「かつては中古マンションを不動産会社が買取り、
再販売する事業は極めて限定的な市場だった。」とあります
物件探しでわたしたちは『未改装物件』を買うことの大変さ?を実感していたので
『かつては限定的だった』なんて何だか信じられません
|中古マンションの流通量は増加傾向
「中古マンションの流通量は
首都圏(東京都、千葉県、埼玉県、神奈 川県)でも増加傾向にある。」
札幌でも同じことが言えると思います
新築マンションでも首都圏に比べれば札幌の方が物件価格は割安ですが
同時に年収のレンジも低いため
このご時世新築マンションの購入者層がどれだけいるのか・・と疑問に感じます
ちなみに
都道府県別中古マンションの価格は・・
(2016年8月/70平米換算価格)
札幌市:1,475 万円
首都圏:3,521 万円
中部圏:1,645 万円
近畿圏:2,052 万円
福岡市:2,019 万円
|リフォームなのかリノベーションなのか
「リフォーム の内容については、
スケルトン状態まで一旦解体するか否かは問わないものとした。」とあります
未改装物件探しはなかなか大変な状況なので
そうなると『既にリノベーション又はリフォームされている』ことを前提に
物件探しをすることになりますが
リノベーション向き物件を探している人にとっては
たとえそれがフルリノベーションでなくても正直厄介だと思うんです
部分的リフォームだとしても
価格にはしっかり反映されてしまいます
反対に
リノベーションやリフォームをするつもりのない人にとって
未改装物件というのは抵抗がありますよね
|中古を買って『ジブンたちでリノベーション』という住まいの選択
売りやすく
買いやすいビジネスモデルなのかもしれませんが
『ジブンたちでリノベーションしたい派』は一定数居るはず!
今後も増えていく気がします
ちょっと気になる市場動向
これからも追っかけてみようと思います