アー・ペー・セー(A.P.C.)が、ジェシカ・オグデン氏とのコラボレーション「アー・ペー・セー キルト ラウンド 23(A.P.C. QUILTS ROUND 23)」を発表。5月12日より、代官山FEMME店、神戸店、サカイ(sacai)青山、両ブランドの公式オンラインストアにて発売する。
同プロジェクトは、 クリエイティブディレクターのジャン・トゥイトゥ(Jean Touitou)氏と、パッチワークアートに造詣の深いデザイナーのジェシカ・オグデン(Jessica Ogden)氏とのコラボにより、2010年にスタート。シーズンごとに余る残反を利用したキルトプロジェクトとして今回で第23弾を迎え、サカイとのコラボを果たした。ニューヨークでAlfredo Piola氏によって撮影されたキャンペーンにも注目だ。
「ラウンド23は、伝統的なキルトパターンとボーダーに、階段の建築様式にインスピレーションを受けました。ソレントのジオ・ポンティ作のプールの階段からジェシカが幼少期を過ごした家に父親が作った螺旋階段まで、階段は多岐に渡ります。このラウンドでは、サカイとアー・ペー・セーの余剰生地をミックスさせるというインスピレーションもあります。阿部千登勢は階段のコンセプトが、上へあがることの比喩であると即座に理解しました。これら構造物の美は、抽象的であると同時に非常に知覚しやすいものとなっています。生地を組み合わせることで、ひとつのオブジェクトの中での両者の「対話」が見て取れます。アー・ペー・セーのとサカイの異なる年代の生地がひとつのキルトに融合しています。キルトプロジェクトは、アー・ペー・セーによる持続可能な提案の中核を成すものです。」と、ジェシカ氏は振り返る。
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