「アクタス(ACTUS)」のオリジナルテーブルウェアシリーズ「ヒビト(HIBITO)」が、4月20日より、同社一部直営店舗と、一部のディーラーショップにて先行発売を開始する。
ヒビトは、同社が「日用品をより美しく」をテーマに、デンマークのトップデザイナーであるセシリエ・マンツを招聘して開発したテーブルウェアシリーズ。グラス、カトラリー、セラミックからなるコレクションは、厳選した日本の産地で製造を行い、リーズナブルな価格で展開する。
デザイナーに起用したのは、幼少期を佐賀県・有田町で過ごし、日本の食文化やモノづくりにも造詣が深いデンマーク人デザイナーのセシリエ・マンツ(Cecilie Manz)。1972年、デンマークで誕生した彼女は、陶芸家のボディル・マンツを母に持ち、幼少期には両親と共に日本の有田(窯業の産地)で過ごした経験を持つ。日本とデンマークの両国で、多くの職人や芸術家に囲まれて育った彼女は、数多くのデザイン賞を受賞した経歴を持ち、世界中のデザイン関係者から最も注目を集めるデザイナーの一人である。同社とは、2016年に、彼女のメイド イン ジャパン(Made in Japan)のプロジェクト第一弾として、飛騨高山の家具メーカー日進木工との協業によるダイニング家具「モク(MOKU)」シリーズを発売している。
アイテムは、美しくて使いやすく、かつリーズナブルな価格にするために、日本のメーカーと協力しながら開発し、展開。
新潟・燕三条で作られるカトラリーコレクションは、特にスプーンやフォークなど口に触れるエッジのなめらかな形状と角度にこだわっている。6種(600円〜)。
長崎・波佐見で作られるセラミックコレクションは、手に取りやすく、用途を選ばない凡用性、そして重ねた時の収まりの良さにこだわっている。6種(1300円〜)。
創業140年以上の老舗で作られるグラスウェアは、手に馴染み、口に触れたときに不安感のない心地よさを追求。3種(900円〜)。
ヒビトは、伝統的でスタンダードなデザインであると同時に、毎日使うものだからこそのリーズナブルで美しく、機能的、ストレスフリーなディテールにこだわっているのが特徴。デザイナーのセシリエによるデザインを具現化できたのが日本の職人たちの深い知識と繊細で卓越した技術だという。
なお、同シリーズは4月20日より、新宿店・青山店・京都店・心斎橋店など同社一部直営店と一部ディーラーショップで先行発売。その後順次、全国の他直営店、ディーラーショップ、同社オンラインショップにて発売予定だ。