コンテポラリーアーティストのカウズ(KAWS)による巨大アートプロジェクト「カウズ:ホリデイ(KAWS:HOLIDAY)」のオープニングレセプションが7月18日に開催された。
会場となった静岡県富士宮市のキャンプ場「ふもとっぱらキャンプ場」には、全長40メートルのカウズ史上最大となコンパニオン(COMPANION)の全貌が明らかとなり、スケッチそのままに富士山をバックに寝そべる姿がお目見えした。
同プロジェクトのオープニングを記念し、カウズ本人も来日し、「カウズ:ホリデイ セレモニアル キャンプ デイ(KAWS:HOLIDAY JAPAN Ceremonial Camp Day)」が開催。イベントには、抽選で募集したキャンパーに加え、ローラ、香取慎吾、水原希子、他国内外から多くのVIPゲストも駆けつけ、カウズとコンパニオンと共に一夜限りの特別なキャンプを楽しんだ。また、TEI TOWA、KEN ISHIIがDJを務めた。
日本と関わりが深いカウズはこれまでに何度も来日しているが、彼にとって富士山は何度見ても素晴らしい景色であるという。コンパニオンと共に富士山を訪れることは夢の一つであった。同プロジェクトは普段の生活から自身を遮断し、空を見つめてリラックできたらという思いを込めて生まれたものであり、プロジェクトを通して世界中の人達に自然の中でやすらぎのひと時を与えられる機会になればと思っていると語る。
オーガナイザーでキュレーターのオールライツリザーブドのSK Lam氏は以下のようにコメントする。「カウズ:ホリデイを日本の富士山で開催することができ、大変光栄に思います。同イベントはプロジェクトでも初となるキャンプイベントとなり、訪れた方々が雄大な自然の中で繋ることを祈っています」
同プロジェクトは現在開催中で7月24日まで一般公開される。なお、記念の限定コレクションは、DING DONG Takuhaibinが運営する公式オンラインストアにて発売中だ。