「ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)」は、同社における初の病院内店舗として、東京・港区にある慈恵大学病院に完成した新外来棟内に、「ディーン&デルーカ カフェ(DEAN & DELUCA CAFE)」を1月4日にオープンした。
同プロジェクト「ディーン&デルーカ ザ テイスティング エクスペリエンス(DEAN & DELUCA THE TASTING EXPERIENCE)」は、同社が企業とパートナーシップを結び、提案するプログラムの一環として誕生。病院内店舗オープンに辺り、限定メニューの開発の他、車椅子対応、点字でのメニュー表記、オーツミルクへのカスタマイズなど、様々な利用者に寄り添う店舗を目指した。生きる栄養である「食」と、「食するよろこび」を提案する双方ならではの視点で開発。美味しさはもちろん、安全性、喜び、安らぎなど、病院ならではのサービスを提供していく。
テラス席を含む73席の店内では、定番ドリンク、シーズナルドリンク、ベーカリー 、サンドイッチ、キッシュ、ケーキ、ハウスウエアなどのメニューを提供。
また店舗限定メニューとして、病院食からヒントを得て特別に開発された「大麦×発酵 キーマカレー(OATS & ‘HACCO’ KEEMA CURRY)」が登場。ネパールの発酵高菜を使ったネパールカレーからヒントを得て、同大学病院の病院食としても提供されているキーマカレーに「発酵」というエッセンスをプラスしたオリジナルキーマカレーを開発した。さらに病院という立地上、より多くの利用者に向け、アレルギーの特定原材料は不使用となっている。
美味しさの決め手は、発酵した「高菜」の酸味と旨みに加えて、日本古来の発酵食品「ドライ納豆」の香りと食感。ライスは、食物繊維やカルシウムが豊富な大麦入りの玄米ごはんで栄養素アップを実現した。クミンやチリパウダーなどスパイスが程よく香り、食べ進めるごとに後を引くクセになる味わいとなっている。美味しさはもちろん、栄養価が高く身体が喜ぶバランスのいい良いメニューとなっている。
その他、店舗限定のサービスとして、大麦を使ったグラノーラや、 ミルクを使ったドリンクをオーツミルクでカスタマイズも可能となっている。
オープンにあたり、同大学病院の松藤千弥学長は以下のようにコメントしている。
「東京慈恵会医科大学の理念は、「病気を診ずして 病人を診よ」。患者さんやご家族の心にも寄り添うことを大切にしています。今回、新しい外来棟・母子医療センターを建てるにあたり、ポジティブになれるような、快適で楽しい、遊び心を大切にした場所にしようと考えました。その中で、一番フィットしたのがディーン&デルーカ。食べることで、ふっと心が元気になり、五感が刺激されてワクワクするのは、患者さんやご家族にとって、非常に大事なこと。今回のお店や限定メニューが、そんな存在になればと期待しています」
ディーン&デルーカ カフェ慈恵大学病院
住所:東京都港区西新橋3-19-18 東京慈恵会医科大学附属病院 外来棟1階
座席数:73席(65席+テラス8席)
営業時間:7:00-18:00(日・祝日休)
TEL:03-6435-9517