コクヨグループのインテリアリテール事業を担うアクタスとコクヨは、昨年発足したグローバルライフスタイルブランド「ハウ ウィ リブ(HOW WE LIVE)」の初の常設店舗をオーストラリア・シドニーのテイラースクエア内にて、2025年内に開業する。
コクヨグループは、2021年2月に「長期ビジョンCCC2030」を策定以降、自らの社会における役割を「WORK & LIFE STYLE Company」と再定義し、文具や家具にとらわれない事業領域の拡張を推進してきた。ハウ ウィ リブは、事業領域拡張と既存事業へのシナジーを高めることを掲げ、ファニチャー、ステーショナリー、ホームウェア、アートなど、グループ企業間とカテゴリを横断しながら、「自分らしい生き方/暮らし方の多様な選択肢」を提案するライフスタイルブランドとして誕生した。

この度開業を予定するテイラースクエアは、多様性を尊重するカルチャーが集う場所で、市民からの地域に対する主体的な関わり合いによって独特の賑わいが生まれている。目抜き通りのオックスフォードストリートに沿って、クリエイティビティに満ちた暮らしと商業が交わるサリーヒルズエリアや、洗練され落ち着きのあるパディントンエリアなどの個性が異なる地域が隣接し、さまざまな感性をもつ人々が交わる交差点でもあり、ユニークなカルチャーミックスが起こる特異点といえるロケーションだ。

常設店舗では、「Cool Friend’s Home」を体験のコンセプトに、コクヨとアクタスのプロダクトを中心にファニチャー、ステーショナリー、ホームウェア、カルチャー&アートなどのカテゴリを融合したスタイル提案型の商品陳列を展開。また、1F入口にはカフェを併設し、地域住民の日常的な居場所となることを目指す。さらに、店内では様々な参加型イベントやワークショップなども計画しており、単なるショッピング体験を超えて、クリエイティブなコミュニティを醸成する様々なアクティビティが生まれることを構想している。























