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無印良品が、ドリンクのパッケージを循環型資源へ変更。水プロジェクト「みずから、はじめよう。」も活動拡大中



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無印良品を展開する良品計画が、ドリンクのパッケージ全12種をペットボトルから循環型原料であるアルミ缶へ変更し、4月23日より新たに発売する。

同社は、1980年のブランド創生以来、商品開発の基本としてきた「素材の選択」、「工程の点検」、「包装の簡略化」の観点から、地球資源の循環化、及び廃棄物削減を更に推し進める事で、人々のくらしのサポートしてきた。

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今回フォーカスしたのは、飲料全般のボトル。持続可能な社会に向けてすぐにできる事として、循環型資源であるアルミ素材に切り替えを実現。アルミ缶は、日本国内のリサイクル率が約98パーセント、さらに水平リサイクル率(缶から缶へ)も約70パーセントと高く、繰り返しリサイクルできるエコフレンドリーな素材。また、アルミ缶のボトルは遮光ができ、透過を抑えられるため賞味期間が長くなり、フードロスの削減にもつながるなどメリットが多いのも特徴だ。

さらに同社では、 「みずから、はじめよう。」と題した “水”を起点としたサステイナブルな様々な取組みを実施しており、その活動を拡大中。プラスチックごみ削減の一環として、昨夏に無印良品の113店舗でスタートした無料給水サービスは、現在270店舗まで増えた。今後5月末には300店舗、12月末までに国内の全店舗460店舗への導入を予定している。併せてスタートした、「給水」を日常生活に楽しく取り入れる「水」アプリは13万5千ダウンロード数を誇り、同アプリを使った計量では、参加者の「給水」への参加により約20万本の500mlペットボトルの削減に繋がっている。

さらに、生活拠点にもっと給水スポットを増やしてほしいという利用者の声に応える為、無印良品店舗以外にも、企業や地方自治体に向けた給水機導入をはじめとする“水”を起点とした取り組みを実施。昨秋に期間限定でオープンした、三井不動産レジデンシャルとナイキが共同で手がけるスポーツ施設「 東京スポーツプレイグラウンド スポーツxアート(TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT×ART)」には、無料で使える給水器を4台設置。自動販売機は設置せず、無印良品の商品「自分で詰める水のボトル」の販売も行っている。

現在、世界に誇る地下水都市として知られる熊本市と連携し、“水”を通じた持続可能な社会の実現のための取組みを推進中。熊本市内施設に8台の給水機を設置したり、プラスチックごみ削減のメッセージを発信する他、熊本市立の小中学校でマイボトルの習慣化を促進する出前教室のサポートや、市内の水源をめぐるウォーキングイベントの開催も予定。地域に根付いた活動を通し、プロジェクトを広めていく。

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