ナイキとレゴグループは、スポーツと創造的な遊びを推進することを目的に複数年にわたるパートナーシップを発表した。このパートナーシップは、楽しさ、喜び、想像力や運動や遊びの中の創造力を再認識し、世界中の子どもたちにインスピレーションを与え、参加の機会やその後押しをサポートしようとする、ナイキとレゴグループに共通する想いを反映したものである。
2つのブランドの取り組みは、2025年から本格的に開始し、レゴ®ブロックが生み出す創造力とナイキの”Just Do It”スピリットを融合させ、共同でプロダクツやコンテンツの体験を世界中の子どもたちやその家族に向けて展開し、遊びやスポーツの世界に誘う。
両ブランドは、子どもの遊びや運動の権利を支えてきた長い歴史がある。創造的かつ身体を動かす活動が子どもたちの発達には不可欠であり、それが子どもたちの健全な成長を支える重要なライフスキルを育み、一人一人の最大限の能力発揮に役立つということを認識している。
ナイキ グローバル キッズ VPのカル・ダワーズは「ナイキは、スポーツの力が世界を前進させると信じており、それは子どもから始まると考えています。私たちは様々な年齢や能力の子どもたちがよりアクティブになることを促し、より包括的な未来を作ることに努めています。レゴグループと一緒に、多くの子どもたちに新しい視点で捉えたスポーツと創造的な遊びを提供していきます」とコメント。
レゴグループ ブランド開発担当 VPのアレロ・アクヤは「レゴグループでは、未来の担い手である子どもたちを鼓舞し育成する遊びの力を信じています。レゴブロックが持つ遊びのクリエイティビティとスポーツが持つエネルギー、情熱を組み合わせることで、私たちは子どもたちに新しい遊び方や創造力を与えたいと考えています。ナイキと提携し、遊びとスポーツがどのように融合できるかを再考するお手伝いができることを嬉しく思います。私たちはともに、世界中の子どもたちを夢中にさせ、興奮させるようなユニークな体験を提供していきます」と話している。
因みに、最近のレゴグループの調査によると、世界の子どもたちの3人に1人は、遊びや運動の時間が週3時間に限られており、59%の親は、子どもたちに十分な遊びの時間や楽しめるアクティビティの時間が不足していることを懸念している。また、世界保健機関によれば、健康に過ごすために必要な身体活動をしている子どもは5人中1人しかいないと言われているとのことだ。
同取り組みは、多くの子どもたちが運動や遊びに参加し、それぞれの最大限の能力を発揮できるようになるアクティブで、包括的な世界を支えようとするナイキの最新の施策だ。今回、ナイキとレゴグループが協力することで、子どもたちに新しい機会を生み出していく。
今回の発表を記念して、世界中の子どもたち、家族、そして大人たちの興奮と好奇心をかき立てる特別なデジタルアニメーションを制作した。両ブランドのアイコニックな要素(オレンジ色のナイキのシューズボックスやワッフルアウトソール、エア テクノロジー、レゴブロックやミニフィギュアなど)をアニメーションに活用し、スポーツとクリエイティブな遊びの融合を表現。ナイキのスウッシュロゴをスマイルに見立てた、特製のレゴミニフィギュアも登場している。