セルフ型アンケートサービス「ファストアスク(Fastask)」を展開するジャストシステムは、15~49歳の女性552名を対象とした「ファッション情報の収集方法に関するアンケート」調査結果を発表した。
アンケートでは、ファッション情報の入手先やファッションコーディネイトアプリの利用状況をはじめ、「インスタグラム(Instagram)」の利用頻度やその理由、ECサイトやアプリ、実店舗での購入意向までを調査。サマリーは以下の通りだ。
| 「Instagram」でファッション情報を得る人の約4割が、10以上のアカウントをフォロー
ファッション情報を得るために「Instagram」を活用している人にその理由を聞いたところ、「好きな芸能人・モデルから、投稿されているから」(45.5%)、「おしゃれな人が多いから」(39.4%)、「好きなブランドから、投稿されているから」(36.4%)が上位となった。また、利用者がフォローしているアカウント数は、「1個」の人が18.5%、「2個」が14.8%、「3個」が18.5%、「4個」が7.4%、「5個」が3.7%、「6~9個」が0%、「10個以上」は37.0%。フォロー数は多いか少ないかで二極化している。
| ファッションコーディネイトアプリの人気1位は「WEAR」、2位は「CoordiSnap」
ファッションコーディネイトアプリ利用者に、最も多く利用されているのは「WEAR」(60.7%)で、続いて「CoordiSnap」(39.3%)、「iQon」「myクローゼット」「MANT」(いずれも32.1%)という結果。ファッションコーディネイトアプリを利用する理由として、「気に入ったものと似たアイテムを探せるから」(64.3%)、「身長や年齢にあったコーディネイトが参考になるから」(50.0%)、「好きなモデルやスタイリストなどが投稿しているから」(46.4%)が上位に挙がった。欲しいアイテムを探せることや、自分に似合いそうなコーディネイトを見られることが魅力のようだ。
| アプリからファッション情報を得ている10~20代女性は、3人に1人
ファッションの参考にしているものは、「ファッション雑誌(電子版は除く)」(34.2%)を挙げる人が最も多く、続いて「店舗のスタッフやディスプレイ」(30.6%)、「街中(人やショーウインドウ)」(26.1%)。ファッションに関するアプリを挙げた人は17.8%で、年代別に見てみると、10代は29.8%、20代は29.5%が利用しているのに対し、30代は15.6%、40代は4.8%にとどまった。若年層ほど利用率が高く、年代によって大きな差がある。
| 「ファッション雑誌」を読む女性の23.6%が、年間3種類以上を購入
ファッション情報を得るために「ファッション雑誌(電子版を含む)」を活用している人にその理由を聞いたところ、「たくさんの情報が1冊にまとまっているから」(43.7%)、「季節に応じたファッション情報が手に入りやすいから」(41.7%)、「インターネットやアプリよりも見やすいから」(32.7%)と、雑誌ならではの利点が支持されている。「ファッション雑誌」を読む場所は、「自宅」(68.3%)、「美容院」(45.7%)が多く、自分で購入している雑誌が年間で3種類以上ある人は23.6%。
*いずれの数字も複数回答あり
*「ファッションコーディネイトアプリ」「フリマアプリ」「キュレーションアプリ」「Instagram」をまとめて「ファッションに関するアプリ」とする
なお、集計データをまとめた全38ページの調査結果レポートを、「Fastask」実例レポートページから、無料でダウンロード可能だ。
・「Fastask」 https://www.fast-ask.com/report/