三井不動産の新商業施設「東京ミッドタウン日比谷」(東京都千代田区有楽町一丁目1番地2号)が2018年3月29日、東京・日比谷に開業することが発表された。東京・六本木の「東京ミッドタウン」に続く2つ目の東京ミッドタウンブランドとなる同施設には、約60店舗のショップがオープンする。
東京ミッドタウン日比谷は、地上35階・地下4階建て、延床面積は約18万9,000平方メートルで、オフィス・商業フロアから構成される。東京メトロ日比谷線・千代田線・都営地下鉄三田線「日比谷」駅に直結、JR山手線・京浜東北線「有楽町」駅からも徒歩5分という好立地だ。
地下1階から地上7階の商業フロアには、日比谷公園を一望できるレストランやライフスタイルショップ、11スクリーン・約2,300席のシネマコンプレックス「TOHOシネマズ 日比谷」など全60店舗が出店する。
ニューヨークで街の小食堂として人気のレストラン「ブヴェット(Buvette)」がパリに続き、日本初上陸するほか、クリエイティブディレクター・南貴之と老舗書店「有隣堂」による、全く新しい小さな街のような複合型店舗「HIBIYA CENTRAL MARKET」、世界唯一のレクサスのブランド体験型施設や、パリの中山豊光シェフが手掛ける「TOYO」による「RESTAURANT TOYO」、ファッションデザイナー本間正章氏が手掛けるファッションブランド「mastermind JAPAN」、「MASTERMIND WORLD」の世界初のフラッグシップストア、といった計5店舗が日本初出店となる。
また、新業態として「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」による「THE NORTH FACE PLAY」、コスメブランド「THREE」による「食を通した健康と美」がテーマの「(仮称)REVIVE KITCHEN THREE」、代官山の人気ビストロ「Ata」と新潟「カーブドッチワイナリー」による「Värmen」、東銀座の立ち呑み割烹「三ぶん」が移転し、椅子席もある割烹酒亭「三ぶん亭」を併設オープン。何か月も予約が取れない阿佐ヶ谷の人気店の2号店目「(仮称)鮨なんば」など22店舗。「ニュートラルワークス(NEUTRALWORKS.)」などの商業施設初出店14店舗も揃う。
人気イタリアン サローネグループの旗艦店「SALONE TOKYO」や創業450余年の京都の老舗料亭「瓢亭」の新業態など、人気と実力を兼ね備えた有名店が集結。
博多の老舗和菓子店「鈴懸」、東京初出店となる「住吉酒販」など個性溢れる食物販と、バラエティ豊かな8つの業態が集まる都心型フードホール「(仮称)HIBIYA FOOD HALL」も出店する。
また、オフィスフロアは、9・10階のロビー階と11階~34階に位置する。6階の「(仮称)日比谷ビジネス連携拠点」では、ベンチャー企業や大企業等、多種多様な人材が集結したコミュニティを形成し、ビジネス支援の場の提供や、新産業の創出を支援する。
特にグルメ店に話題が集まりそうな出店テナントのラインアップといえそうだ。