イマックスが、東京・世田谷区上馬三丁目にて新たな商業施設を、11月11日にグランドオープンする。名称は「駒沢パーククォーター(KOMAZAWA Park Quarter)」に決定した。


本施設は、東急田園都市線・駒沢大学駅から徒歩1分という好立地に位置し、駒沢エリアの新たなランドマークに加え、地域に開かれた新しいまちづくりの拠点を目指す。すでに1月から運営しているウェブマガジン「今日の駒沢」を軸に、「駒沢こもれびプロジェクト」として活動している。

駒沢パーククォーターの「Quarter=クォーター」は、パリの「カルチェ・ラタン」やニューオーリンズの「フレンチ・クォーター」のように、歴史や文化が重なり合う特別な場所を意味する。駒沢オリンピック公園という豊かな自然が魅力の駒沢に、人々の暮らしが交差し、時間の重なりを感じる場所を創り出していきたい。駒沢パーククォーターは、そんな願いが込められ名付けられた。


本施設は、都市と自然が調和するサスティナブルな空間だ。駒沢公園へ繋がる緑豊かな道のような空間を創出し、まちの回遊性を高める「オープンエアのアウトモール」や、地下を除く各階で、愛犬と一緒に快適に過ごせるエリアを設けた「ドッグフレンドリー」、開放的な空の下、心地よい風を感じながら過ごせる憩いの場「屋上テラス」。さらに、自然の循環を感じられる仕組みを取り入れ、環境に配慮した‟共生”を探り提案する「ビオトープとコンポスト」、駒沢のローカル店舗を含め、カフェ、レストラン、ベーカリー、スーパー、クリニックなど、「厳選された日常を豊かにする17の個性豊かな店舗」が暮らしを彩る。
駒沢大学駅周辺は、首都高速道路や交通量の多い国道246号線、狭い歩道などが原因で「落ち着いて過ごせる場所が少ない」という課題を抱えていた。また、商業施設も古く、地域の回遊性が低いといった問題もあった。「駒沢こもれびプロジェクト」は、こうした課題を解決するために、「より多くの関係性とビジョンを持つコミュニティ」と 「優しさが広がる、木漏れ日」の2つの意味が込められた「comorevi」という造語をプロジェクト名に掲げている。



「駒沢こもれびプロジェクト」は、住民の生活に寄り添い、自宅の延長ともなる「離れ」のような施設のあり方をデザインしている。17店舗と、駒沢に住む人、働く人、学ぶ人のつながりが育つようにと、ウェブマガジン「今日の駒沢」ではテナントインタビューの記事も続々と展開中だ。



「今日の駒沢」は、編集部と市民記者が一緒になって活動している。地域のイベント情報、お店のインタビュー、人物にフォーカスした記事、地域の求人情報など、駒沢の魅力を多角的に発信。商業施設とコミュニティの新しい関係のローカルモデルを模索し、実現に向かっている。























