カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が運営する「枚方T-SITE」が、大阪・枚方市駅南口、近鉄百貨店跡地に16年5月16日開業する。同社は1983年、枚方市で「TSUTAYA」第1号店が誕生。創業の地への恩返しと感謝を込めたオープンとなった。
「枚方T-SITE」に入居するのは、「TSUTAYA」と「蔦屋書店」を中核に、食・キッズ・美容などライフスタイルを中心とした43ショップ。代官山・湘南に続く3施設目となるT-SITEでは過去最大規模の入店舗数となる。
朝7時から深夜25時まで利用可能な同施設は、早朝から焼きたてのパンを食べ、日中には子供を遊ばせたり、1階から5階に設置された300席の椅子でコーヒーを片手に読書をするなど、「毎日行きたくなる百貨店」をコンセプトに生活に寄り添った普段使いのスタイルを提案する。
■B1階/1階–食を中心に構成されたフロア、イートインスペースも充実
正面入口1階は、食関連の本が約8,000冊並ぶフロア。朝7時から焼きたてのパンが食べられるベーカリーショップ「The Grounds Baker」、自家製ワインが楽しめる「フジマル食堂」、色とりどりの花が並ぶフラワーショップ「verde CHIOSCO」などが出店。またB1階フロアには、16年夏に肉・魚・野菜の生鮮三品を扱うフードマーケットをオープン予定だ。
■2階–スマホ片手のTSYTAYA散策が楽しいフロア
CD・DVD・コミックなどがレンタルできる「TSUTAYA」のフロア。スマホ専用アプリで、CDやDVDの在庫や口コミなどを見る事が可能。同フロアでは、生演奏に触れられる無料イベントやワークショップなども展開予定だ。また、枚方では初となるAppleのフルサービスを受けることができるショップも入居する。
■3階–コーヒーと共に読書するゆったりとした空間を演出
椅子に座りながらコーヒー片手に本が読める、居心地を重視したフロア。ファッションやアート関連の本なども充実した同フロアには、旅行情報をぎっしりと詰め込んだ「T-TRAVEL」も設置された。また、フロア奥には「金子眼鏡」やハイセンスな文具などもそろい、知的好奇心をそそられる。
■4階–大人の女性に向けた、暮らしと美容のフロア
本棚が天井まで壁一面に配置され、高さ7メートルの吹き抜けがある4階フロアは、常時15店舗以上が並ぶ雑貨マルシェをメインに、大人の女性に向けたファッションや美を提案する空間。人気コスメがそろう「@cosme」や、ヘアケア、ヘッドセラピー、ネイルサロンがトータルに受けられる「hair S.COEUR×Cu」などが入居し、カウンセリングを受ける事も可能だ。
■5階–遊具が充実! ママとキッズが笑顔になれるフロア
ママと子供が同じ空間にいながらも、親子それぞれの時間を過ごせるように工夫された5階フロア。外の公園にいるような気分にさせてくれる「ボーネルンド」が提供する遊具や、広々としたベビー専用の遊び場も充実。子供は自由に遊び、ママはのんびりお茶を楽しむといった過ごし方も提案する。また、子供服や雑貨、南仏をイメージしたスタジオセットで、七五三やバースデーの記念撮影ができる写真スタジオ「サラハウス」も入居し、ママとキッズが楽しめるフロア空間となっている。
■6/7階–広々としたおしゃれ銀行でゆったり時間
人生設計の相談もできる銀行のフロア。スタイリッシュな内装そのままに、6階は「三菱東京UFJ」、7階には「りそな銀行」が支店を構える。待ち時間にも本を読むことも可能で、有意義な時間の過ごし方が出来そうだ。
■8階–テラス席が充実したレストランフロア
百貨店の屋上で食事をした懐かしい記憶をもとに構成されたレストランフロア。小籠包の名店「京鼎樓(ジンディンロウ)」や、豆腐と湯葉の店「TSUMUGI by 梅の花」、手ぶらBBQも可能なレストラン&カフェ「MEAL TOGETHER ROOF TERRACE」と充実したラインアップとなっている。また、全てのレストランにはテラス席が設けられ、枚方を一望できる開放的な空間となっている。
また、同施設では、スマホ専用アプリ「枚方T-SITE Passport」で快適なショッピングが楽しめるデジタルサービスも開始。Tカード機能や、レストラン予約、駐車場の空き状況をチェックをすることが可能になる。スマホを駆使することで、もっと快適に過ごすことが出来る新しい商業施設が誕生した。
[元記事:TSUTAYA誕生の地に”毎日行きたくなる”国内最大規模の「T-SITE」オープン!デジタルを駆使したサービスやママとキッズに嬉しいフロアも]