キム・ジョーンズが、「ディオール (DIOR)」メンズのアーティスティック・ディレクター就任後初となるメンズ 2019 サマー コレクションを6月23日(現地時間)に発表した。
パリ・フランス共和国親衛隊兵舎で行われた今回、KAWSがこのショーのためにの舞台装飾の中心となる作品とスペシャルピース、ディオールのアイコンである“BEE”をデザイン。会場にはヴィクトリア&ブルックリン・ベッカム、ケイト・モス、ナオミ・キャンベル、村上隆をはじめ、日本からは野村周平、秋元梢が来場した。
今回、ディオール メンズ アーティスティック ディレクター キム・ジョーンズのインスピレーションとなったのは、クリスチャン・ディオールの自伝である「Christian Dior & moi」 (クリスチャン ディオールと私)。その中で、クリスチャン・ディオールは、ムッシュ ディオール自身と1947年に創設されたメゾンを体現する者という、2人のディオールが存在すると示唆している。自身の初コレクションの制作にあたり、このムッシュ ディオールの言葉から影響を受けたとしている。これはクリスチャン・ディオールのパーソナリティと、メゾンが象徴するオートクチュールの夢へのダブルのオマージュ。彼の人生に見る2つのファセットの間に、コレクションが対話を確立していく。
問い合わせ先/クリスチャン ディオール 0120-02-1947