「メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)」から新型Bクラスが発表、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店で6月6日から予約注文の受付をスタートした。納車は「B 180」は7月頃、「B 200 d」は10月頃を予定する。
2006年のデビューから2012年に2代目を発表以降、今回が7年ぶりのフルモデルチェンジで3世代目となる新型Bクラス。エクステリアデザインは、ラインやエッジを大幅に削減し、よりスポーティさを強調しながら、ラグジュアリーを追求。室内幅とヘッドルームも拡大しており、広い室内を実現した。
また、最大のトピックは、「ハイ、メルセデス」と話しかけることで起動し、様々な操作をサポートする対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を搭載したモデルであることだ。2018年に発表された新型Aクラス発表時に話題を集めた同機能は、人工知能(AI)による学習機能により、車内温度の設定も「暑い、寒い」で自動で温度も調整したり、クラウド上で新しい流行語を覚えたりするほか、個々のユーザーに合わせたカスタマイズした操作も提案してくれる。このような車内で行う全ての機能を音声で操作できるため、走行中に視線を動かすことなく、運転に集中することができるという。さらに、渋滞時緊急ブレーキ機能や歩行者/飛び出し検知機能付のアクティブブレーキアシストなどを備えた、Sクラスと同等レベルで最新の安全運転システムも採用し、安全性も向上した。
プロモーションでは、“B Happy!”をコンセプトにテレビCMを放映するほか、セレクトショップ「ビームス(BEAMS)」とのコラボレーションを展開。コラボレーションTシャツの販売やイラストレーター・長場雄デザインによるLINEスタンプを配布する。また、発表会では、「MOUNTAIN」「SEA」「KIDS LIBRARY」「WORKS」4つの視点から、カーライフを提案するインスタレーションも披露。インテリアスタイリストの作原文子がディレクションし、フォトグラファー木寺紀雄と金玖美がランドスケープ写真を提供した。
ラインナップは、1.4リッター直列4気筒ターボエンジンに7G-DCT(7速デュアルクラッチ トランスミッション)を組み合わせた「B 180」 384万円と、Bクラス初のクリーンディーゼルモデルとなる2.0リッター直列4気筒ターボのクリーン ディーゼルエンジンに8G-DCT(8速デュアルクラッチトランスミッション)を組み合わせた「B 200 d」 422万円(共に税込)の2モデルが揃う。