「ギャップ(GAP)」は、カニエ・ウエスト (Kanye West)とのコラボコレクション「イージーギャップ(YEEZY Gap)」を、来年2021年にローンチすることを発表した。
同コラボラインは、世界的ミュージシャン・音楽プロデューサーであり、クリエイティブの分野でも幅広く活躍するカニエ・ウエストとのパートナーシップ締結により、誕生。カニエ氏が10代の頃、出身地であるアメリカ・シカゴのギャップストアにて働いていたエピソードもきっかけとなり、コラボが実現。カニエ氏のクリエイティブディレクションの元、メンズ、ウィメンズ、キッズ向けのアイテムを手の届きやすい価格帯で展開していく。
同パートナーシップは、時価29億ドルと評価される自身のブランド「イージー」の単独所有権を持つカニエ氏と、同じく同社ブランドの単独所有権を持つ両社がタッグを組み、契約。契約条件に基づき、コラボレーションビジネスの成⻑につれて「イージー」は売上に応じたロイヤリティと潜在株式を受け取り、双方が利益を享受する仕組みになっている。
また、「イージー」が持つ高いクリエイティビティやファッションにおけるリーダーシップ性に、業界トップレベルのサプライチェーンでもある「ギャップ」ブランドが51年間積み上げてきた専門知識やノウハウ、ブランド認知度など、双方の強みを最大限に活かしていく。
同社のブランド グローバルヘッドであるマーク・ブレイトバード氏は同コラボ実現にあたり、以下のようにコメントする。「カニエがクリエイティブ界の⻤才としてギャップファミリーに再び加わることをとても嬉しく思います。彼のイージーブランドの世界観とその成功を基 盤に、一歩先を行くリテールパートナーシップを共に定義します。」