「トゥ エ モン トレゾア(Tu es mon Tresor)」が、建築家・吉村順三氏の設計による八ヶ岳高原音楽堂にて、ロンドンを拠点に活動するアーティストのルシンダ・チュア(Lucinda Chua)氏とコラボしたライブパフォーマンス「1988-」を、4月13日に発表する。
同ブランドは、「女性のためのセーフプレイスを作りたい。女性の視点を通して、女性の体型や感性に寄り添ったデニムを提案する」というデザイナーの佐原愛美氏の考えから生まれたクリエイティブなデニムブランド。昨年夏、日本のモダニズム建築を代表する建築家、吉村順三氏が設計した熱海の邸宅において、建築、家具、写真、ファッションの領域を横断するインスタレーションを開催した。
一方、ロンドンを拠点に活動するルシンダ・チュア氏は、シンガーソングライター、コンポーザー、プロデューサー、マルチ・インスツルメンタリストとして活躍するアーティスト。これまでにも、FKA ツイッグス(FKA twigs)のコラボレーターとして「MAGDALENE」ツアーにチェロ奏者として参加したり、ザ・シネマティック・オーケストラ(The Cinematic Orchestra)にリミックスを提供するなど、各方面で高い評価を得ている。
同ブランドデザイナーの佐原愛美氏は、「空間が譜面に取って代わり、音楽家とその身体が楽器のように音を奏でる。そんな風景の一部として服を想像しようと試みました。」と語り、八ヶ岳の地で育まれた豊かな建築と音楽の歴史と繋がるための第一歩として、音楽堂の空間を出発点に、チュア氏との対話を通して、パフォーマンスのための音楽、空間、服を想像しようと試みるアートなコンセプトを設計。なお、現在ブランド公式サイトにて一般観覧予約を受付中だ。
「1988-」開催概要
日時:4月13日(木)16:00 開場/ 17:00 開演
会場:八ヶ岳高原音楽堂 384-1302 長野県南佐久郡南牧村大字海の口 2244-1