ユナイテッドアローズは、1989年の創業から今年10月2日で25周年を迎えることを記念したWEBサイト「UNITED ARROWS LTD.25th”Arigato Gozaimasu”」を2014年1月1日(水)の元旦から公開中です。
サイトでは、25周年にまつわるさまざまな情報をヒト・モノ・コトの切り口で紹介。サイトローンチと同時に公開されたのは、竹田光広代表取締役 社長執行役員による、「Message」。《100年後に世界に通用する企業ブランドとなるために、まず日本で一番お客様にご満足いただけるお店となることを目指してまいります。》(原文ママ)として、創業25周年にあたっての思いを社長自らの言葉で発信しています。
また、「Special Items」では、25周年記念アイテムを随時紹介。現在は、「BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWS(ビューティアンドユース ユナイテッドアローズ )」からの記念アイテムを掲載中で、自社ECへのリンクでその場で購入可能です。このほか、25年の歴史を当時の商品や広告・カタログ、ショッピングバッグなどのアーカイブでたどる「History」もファンのみならず、その変遷を楽しめるコンテンツとなっています。
さらに2月17日(月)に公開され話題になっているのは、25周年にまつわる特集コンテンツを毎月1回掲載する「Feature」ページ。第1弾となる今回は、創業者であり、現取締役会長の重松理氏が登場。”創業当初、赤字続きのユナイテッドアローズを何も言わず見守ってくれた恩人に、「ありがとう」を伝えに行く。”というタイトルで、創業を支援した、株式会社ワールドの代表取締役社長(当時)である畑崎廣敏氏とのスペシャル対談企画を掲載。畑崎氏に出資を求めた当時の会社誕生秘話や、創業から単年度で黒字転換するまで5年間の感謝のエピソードが語られています。
畑崎氏のインタビューの最後に、”お洒落を売るお店”として高きを求めているユナイテッドアローズの企業成長姿勢に共感しているという意の発言があります。その「”お洒落を売るお店”=ユナイテッドアローズ」という表現が、まさに同社が”新しい日本のスタンダードをつくる”というコンセプトのもと小売店を創業した原点であり、成長要因であり、企業としてのブランドアイデンティティ(らしさ)なのでは?とF.M.J.としては捉えました。
ファッションのSPA化が進み、単品アイテムを大量に販売することで計画的な売上獲得を図るビジネスモデルがセオリー化しつつある潮流のなかで、”お洒落=ファッションを売る”ことの大切さをあらためて感じさせるインタビューコンテンツとなっています。今後も、同社のさまざまなスタッフがヒトを訪ね、25周年を機に感謝を伝える対談を公開予定となっており、さらなるコンテンツの充実に期待が高まります。
また、シンプルなサイト設計でありながら、”これまでの感謝”と”これからの思い”をインナー・アウター両者に発信すると同時に、企業を支える周囲の人々に実際会いに行くことで、”共に創る”企業周年サイトの新たな形としても注目することができます。
・株式会社ユナイテッドアローズ 創業25周年ウェブサイト http://www.25th.united-arrows.co.jp/