オーナーシェフ⽯⿊杏奈氏が⼿がける、オーストラリア・シドニーで⾏列が絶えない丼とお茶の専⾨店「Juan Bowl & Tea Tokyo」が東京・表参道に6⽉30⽇にオープンする。「Juan Bowl & Tea」は2017年にオーストラリア・シドニーのレッドファーンにオープンして以来、連⽇⾏列ができるほどの⼈気を誇る、丼とお茶の専⾨店だ。
シグネチャーメニューは素材に拘ったシンプルな4つの丼を⽇本でも展開。丼に合わせて特選の中国茶、台湾茶、オーストラリアのオーガニックティーなど、オーナーシェフが厳選したマッチング・ティーを⽤意し、丼とお茶のマリアージュを体験できる。⽯⿊シェフが厳選した、4つの丼にはThe Tea Companyの協⼒のもと、中国茶や台湾茶をセレクト。それぞれの丼にあわせたペアリングは、丼との相乗効果を⽣みさらなる旨味を引き出す役割を果たしている。
A5⿊⽑和⽜まぶし御膳(3,480円)は、厳選されたA5⿊⽑和⽜のイチボを低温で2時間かけて⽕⼊れし、ガーリックバターソースの⾵味たっぷりのライスにのせた一品。⾃家製オニオンソースに加えて、味噌やあられ、わさびなどを合わせながら味の変化を楽しめ、最後には、ほうじ茶出汁をかけてお茶漬け⾵にできる、⼀⽫で何度も楽しめるお膳である。
ペアリングティーの雲南紅茶は、飲んだ瞬間に広がる⽢味、深いコクと余韻は樹齢100年以上の茶樹から作られた⽼⽊ならではの味わいで、パレットクレンザーの役割にもなる。
⾄⾼の鰻ひつまぶし御膳(3,380円)は、特製の⽢ダレを付けて炙られた鰻に、紫蘇や⼭椒を散らし、半熟オムレツで包みあげた⼀品。卵の上には、ふんわりチーズをトッピングしており、和洋折衷な鰻丼となっている。
ペアリングティーの⻄湖⿓井茶は、中国⼆⼤緑茶の⼀つで、茶葉の形、⽔⾊、⾹り、味ともに優れていることから「四絶」と讃えられており、釜で炒って作られるため、草原を感じさせる上品な⾹ばしい⾹りが特徴だ。すっきりとした⼼地よい⼝当たりで、爽快感を感じさせてくれる。
特選「くちどけポーク」とんかつ御膳は、上ロース(3,280円)と限定5食で特上リブロース(3,880円)を提供。群⾺のブランド豚「くちどけポーク」にパン粉をつけ、サクッと揚げた柔らかいカツとふわふわの半熟卵を合わせている。胡⿇味噌だれ、柚⼦ポン酢、与那国⿊潮源流塩を付けて味わうことができる。
ペアリングティーのオーガニックレモンマートル茶は、オーストラリア産の有機レモンマートルを使⽤し、レモングラスに近い⽢みが特徴的だ。まろやかな⼝当たりと爽やかな⾹りは飲みやすく、多くの⽅に好まれるノンカフェインのハーブティーである。
レモングラスジンジャーライスの上に、⽪めを⾹ばしく炙った美桜鶏が贅沢にトッピングされた美桜鶏の極み海南鶏飯御膳(2,880円)は、トマトのマリネとのきゅうりがお⽫を彩り、⾵味豊かならっきょう、カリカリのフライドシャロットと、さっぱりとしたレモンバームがアクセントの一品だ。⾃家製のジンジャーシャロットソースとピリッと⾟いチリソースを合わせて、豊かな味わいの変化楽しめる。
ペアリングティーの⾦萱烏⿓茶は、ふわっと⽴ち上がる「奶⾹」と呼ばれるミルクのような⽢い⾹りが特徴のお茶だ。透明感ある⾹りと飲んだ後に⽢みが⼝に残り、⾹りと味のバランスが良く、爽やかな喉越しである。
他にも、シドニーの店舗でも⼈気のデザート、抹茶のティラミスと⿊胡⿇わらび餅も登場。枡にぎっしりつまったティラミスは、宇治抹茶を使⽤し、わらび餅は毎営業練りたてをご提供しており、海外の⽅も⾷べやすいようにとクリームを合わせ和洋折衷なデザートである。
店内は、グレートーンのシックなカラーで統⼀され、⽊⽬調のカウンターやテーブルが温かみを演出している。店内の中央には、「⽇本の伝統⽂化である盆栽を世界に伝える」というミッションを掲げる「TRADMAN’S BONSAI」を率いる盆栽プロデューサー⼩島鉄平⽒の美しい盆栽が飾られている。