ブルックス ブラザーズ ジャパンは「ビームスF(BEAMS F)」ディレクター西口修平が監修した<JAPAN TRAD.>コレクション第2弾を発売する。本コレクションは、スーツ2型、ジャケット2型、ブレザー2型、ポロカラーシャツ5型、トラウザーズ2型、ネクタイ6型、チーフ2型、スカーフ2型の展開となり、全国のブルックス ブラザーズ店舗(アウトレット店除く)および公式ECサイトにて4月5日より発売を開始する。
クラシックスタイルに造詣の深い日本の著名人や文化人とタッグを組み、「ブルックス ブラザーズ(Brooks Brothers)」を通して新たなトラッドを提唱するカプセルコレクション<JAPAN TRAD.>。待望の第2弾では前シーズンに引き続き、メンズドレスファッションを代表するビームスFのディレクター、西口修平をエディターに迎えた。
西口が長年想いを馳せたブルックス ブラザーズのシグネチャーアイテムをベースに、国内トップクラスの工房にて生産されたアイテムが揃う。厳選された素材、信頼された日本の縫製技術、同氏の感性を取り入れたオーセンティックかつモダンなアイテムで編集されている。
2025年春夏コレクションは、現代的なトラッドの表現としてのモノトーンコーディネートとブリティッシュアメリカンスタイルを軸に、ブルックス ブラザーズのブランドカラーであるネイビーや爽やかなブルー系のグラデーションで構成され、グレンチェックやタータンチェックなど英国由来の柄や素材など、英国の要素をミックスさせ編集されたコレクションとなっている。

素材:米国製スーピマコットン100% 24,200円

スーピマコットンのクレリック 24,200円(左上)、リネンシルクのオックスフォードクロ ス 41,800円(右上)、ベアード マクナット社のアイリッシュリネン 各 31,900円(下2点)
ブルックス ブラザーズが生み出したポロカラーシャツは、ファッション史上最も模範されたアイテムだと言われている。1980年代頃に米国で展開していた赤タグのオリジナル6釦で、ゆったりとしたシルエットのマディソンフィットをベースに当時人気を博したタブカラー、クレリックカラー、アイリッシュリネン、ボールドストライプ、FW24で大好評だったシルク混紡シリーズの第2弾となるリネンシルクシャツを作成。
高密度で織られた上質なリネンシルクのオックスフォード生地は、シルクの美しい光沢と堅牢さも持ち合わせた最高の素材である。手洗いも可能で洗い込み、着込むほど柔らかく体に馴染み経年変化も楽しめる1着だ。トラディショナルフィットはもちろんのこと、1980年代当時の縫製方法を出来る限り再現したモデルとなっている。第一ボタンを外したときの前の開き具合と、襟のロールとのバランスが非常美しく見える点も特徴である。

素材:ウール100% 132,000円

素材:ウール70%モヘア30% 154,000円
英国の老舗生地ブランド「バウワーローバック(BOWER ROEBUCK)」のウールサージ生地を採用したダブル6釦ブレザーは、「リングヂャケット(RING JACKET)」製で、美しいシルエットと立体的なパターンによる快適な着心地を実現している。モダンな程よいフィット感がスタイリッシュな印象を与えるクラシックフィット。3シーズン対応を可能にしたしなやかでありながら、堅牢度の高い素材は、ダブル6釦ブレザーとの相性は抜群である。
シングルブレザーは、ブルックス ブラザーズの原点ともいえる段返り3つ釦、パッチ&フラップポケット、センターベント仕様のサックモデルをリングヂャケットに制作を依頼。伸度の少ない英国ウールモヘアを載せているが、体により美しく沿う立体的なパターンを採用している。職人によるアイロンワークによる一枚衿でぴったりと首に収まり、一般的なテーラードに比べてもいせ込みの分量を多く取ることで、肩から袖の可動域を広げ極上の着心地を約束する。生地は、英国の名門服地ブランドであるウィリアムハルステッド社のウールモヘアを使用。限りなく柔らかい仕立てを張りのある素材を載せることで今まで見られることのないような美しい仕立て映えを感じることができる。

素材:リネン100% 176,000円
ジャケットは、ブルックス ブラザーズの原点ともいえる段返り3つ釦、3パッチポケット、センターフックベント仕様のサックモデルをリングヂャケットに制作を依頼。タータンチェックは、アイルランドの老舗、マギー社のリネン100%生地を採用。ブリティッシュアメリカンの雰囲気を感じさせる大柄のタータンチェックは着込むほどに柔らかく体に馴染む。

素材:ウール50%、リネン50% 132,000円
グレンチェックは、伸度の少ない英国の名門ファブリックメーカーであるアブラハムムーン社のウールリネンを採用。そして体により美しく沿う立体的なパターンを採用。職人によるアイロンワークによる一枚衿でぴったりと首に収まり、一般的なテーラードに比べてもいせ込みの分量を多く取ることで肩から袖の可動域を広げ極上の着心地だ。ブリティッシュアメリカンの雰囲気を感じさせるグレンプレイドにブルーのペーンがさり気なく入ることでモノトーンだけでなく、ブルーシャツやブルーデニムとの相性も抜群だ。

素材:ウール100% 220,000円

素材:ウール100% 220,000円
スーツにおいては、緻密な職人技が世界的に高い評価を得ているファクトリーブランド「リングヂャケット(RING JACKET)」に制作を依頼。生地は、英国の名門服地ブランドであるウィリアムハルステッド社の縦横双糸のヘビーフレスコを採用した2釦スーツだ。シワになりにくく通気性にも優れているので春夏秋の3シーズン対応可能である。熟練の職人によるアイロンワークで曲げられた一枚衿は首に美しく沿い、ブルックス ブラザーズの特徴であるナチュラルショルダーを表現しながらも、立体的な袖付けにより体に美しくフィットすると共に極上の着心地となっている。上衿と下衿をつなぐ梯子掛けはハンドで仕上げることによりフラットで美しいラペルを実現。モダンな程よいフィット感がスタイリッシュな印象を与えるクラシックフィット。スーツの組下トラウザーズはよりクラシックな1アウトプリーツ仕様だ。
トラウザーズは、今や世界に誇る美しいシルエットと完成度の高さに定評のあるパンツブランド「イガラシトラウザーズ(IGARASHI TROUSERS)」に依頼。2プリーツのトラディショナルフィットをベースに、抜群の腰回りのフィット感から美しく上がるヒップライン、切れ上がった内股、裾まで美しく流れるシルエットはビスポークさながらのシルエットを実現。職人による手作業で、アイロンでのクセ取りを行って作成している。FW24に続きシャドーブラックウォッチを強撚平織りのフレスコ素材を完全別注で織り上げたトラウザーズと、ウールコットンラミーの反応染め糸をデニム綾で、こちらも完全別注で織り上げた。サイドアジャスターでウエストを調整できるベルトレス仕様である。

タイ全6柄 各20,900円
ネクタイは、FW24シーズンで大好評だったブルックス ブラザーズの代表的なBB#1ストライプ、BB#3ストライプ、定番のアーガイルサザーランドをベースとしている。そして、大胆に柄のピッチ、太さを変更した西口のこだわりのタイから、春夏らしい新配色が登場。クオリティの高いシルクコットンのモガドールレップで表現した。高密度のレップは締めやすくシワ戻りも早いのも特徴である。
その他、1980年代にブルックス ブラザーズで展開していたアーカイブタイより着想を得て、英国のスティーブンウォルターズ社で再現した春夏らしいヨット×カモメ柄や、アーカイブのヴィンテージパターンをベースに新配色で作成したクレストストライプ柄。星条旗をイメージし、大剣と小剣で異なるデザインがユニークなファンタイなど、全6型のラインナップだ。熟練の職人がハンドメイドで仕立てた日本製で、閂の色はパープルで統一している。

ポケットスクエア全2型 素材:シルク100% サイズ:42cm x 42cm 各13,200円

スカーフ全2型 素材:シルク55%リネン45% サイズ:62cm x 62cm 各26,400円
ヴィンテージパターンから着想を得て星条旗やイカット柄(東南アジアの伝統的な絣織で織り上げた生地)、ホースモチーフ入れた完全オリジナルデザインで表現したシルクのポケットスクエアとシルクリネンのスカーフ。職人の手作業によるハンドロールヘムにて縫製されている。