Hotel Vintageのブランドとして入船、神楽坂に続き3棟目となる「Hotel Vintage 目黒不動前」が、初のカフェ併設型のホテルとして目黒・不動前に4月11日オープンする。ホテルの企画・設計・デザインは、幅広いコンセプトとデザインのホテルや宿泊施設を全国で手掛ける7gardenが、開発から携わり運営までも行う。ホテルステイだけにとどまらない、”地元に愛される”をテーマに街がホッとあたたまり、沢山の笑顔が行き交うスポットとして新しい豊かさを届ける。
コンセプトは、機能的でありながら曲線や明るい色を取り入れた「ミッドセンチュリーモダン」なスタイル。地域の伝統とスタイリッシュさを融合させた落ち着いた開放感が特徴的だ。客室は、大きな窓から自然光が差し込み、ハンドメイドの家具と調和する心地よい空間を演出。本施設を通じて、地域に根ざした新たなホテルの形を提案していく。
ホテルは3階建てで、客室はスモール、ミディアム、スタンダード、ラージ、スイートの5タイプの全13室を用意。それぞれの客室は35~45㎡という広さで他のホテルと比べてもゆったりとしたつくりとなっている。クイーンベッドが2つ設置された部屋はグループ利用のニーズを満たす企画でもあり、大手ホテルチェーンなどではあまり行わないアプローチをあえて提案している。
ホテルの価値を高めるのは客室の広さだけではない。地域の新たな魅力となるベーカリーカフェ「THE ORDY BAKERY」をホテルの1階に併設している。「今日の食事が10年後の私をつくる」をコンセプトに掲げ、東京・白金と三田に店舗を構える「ラトリエコッコ」の高田氏とオーガニックコーヒーロースタリーブランドの「HAGAN ORGANIC COFFEE」がタッグを組んで誕生した NEW ベーカリーブランドだ。両店のコンセプトをしっかりと継承し、本物の素材にこだわり、国産小麦を使用し、無添加、100%天然酵母ショートニング、マーガリン不使用のベーカリーを届ける。
素朴で小麦の香りが豊な焼きたてのパンと、自家焙煎のオーガニックコーヒーは、ホテルの宿泊者はもちろん、近所の住人が散歩がてらコーヒーを飲みに、翌日の朝食のパンを買いにと、街の人々から愛されることで、地域のまちづくりに寄与するような新しい価値を創り出す。そして、様々な方が交わるコミュニティを実現してくれる場となる。
モーニングからランチ、カフェタイムまで楽しめるラインナップで展開するシグネチャーメニューのひとつであるアップルデニッシュとフルーツデニッシュは、生地の食感と薄さにこだわり、旬の最高級のフルーツとカスタードクリームを添え、奥久慈卵の卵を贅沢に使用している。ラトリエコッコで大人気のクロワッサンは、オーガニックシュガーでサッとキャラメリゼをして優しい甘さが病みつきになる。
モーニングは好きなパンとスープが選べるスープセットに、アサイーボウル。ランチタイムは女性にファンが多いスリランカカレーを日本人の舌に合うようORDYスタイルにアップデートし提供する。
カフェタイムは、子供も楽しめるクレープやプリン、ティラミスといったクラシックなスイーツがラインナップ。朝から一日通じて提供するメニューの展開が魅力となっている。