「この山暮らしを得て、 他に何も求めることはない」
そう笑い飛ばすのは、20年以上山暮らしを続けている、画家・書家・陶芸家の高仲健一氏だ。会社員を経て1993年、千葉県大多喜町の山中に家族とともに移住して以来、周囲の豊かで厳しい自然を一貫としたテーマに、独自の創作活動を行っている。
無印良品 有楽町に常設する「ATELIER MUJI」では、「素のくらし 髙仲健一展」を開催。自給自足の山暮らしのエピソードを描写した著書『山是山水是水』収録の「絵ッセイ(絵画+エッセイ)」や独自の陶芸作品を通して、くらしが生み出す素のかたちを伝える。
また、9月3日には、トークイベントも開催。高仲氏をゲストに、EDITHONの櫛田理代表が聞き手となり、 現代の暮らしとかけ離れた生活から得られるかけがえのないエピソードを対談形式で披露する。
毎日自然と七転八倒しながらも、 愉しむことを忘れない高仲さんの書画や陶芸には、 現代の暮らしが見失った厳然たる豊かさがある。本展では、その真髄に迫る。
「素のくらし 髙仲健一展」
会場:無印良品 有楽町 2F ATELIER MUJI
住所:東京都千代田区丸の内3-8-3 インフォス有楽町 無印良品 有楽町2F
会期:9月1日(木)〜9月4日(日)
時間:10:00-21:00 ※入場無料
トークイベント「山の奥の素のくらし」
開催日時: 2016年9月3日(土) 13:00~14:30(受付は開始の30分前から)
開催場所: 無印良品 有楽町 2F ATELIER MUJI
定員:60名
参加費:無料(要事前予約)