GMOドメインレジストリ株式会社は、地理的名称トップレベルドメイン「.tokyo」の運営業務を4月7日(月)よりスタート。一般登録に先がけて商標保有者向けの申請受付(サンライズ)が開始されており、国内の各ドメイン登録サービス提供事業者を通じて6月6日(金)まで先行登録できます。
これまで、「.com」や「.net」をはじめとする一般的なドメインは22種類に限定されており、インターネットの世界的な普及により、使用したい文字列でのドメイン登録が困難になっていることを背景に、ルールが大幅に自由化。
2013年末頃から新ドメイン「.london」や「.paris」、「.nagoya」といった地理的名称や、「.camera」や「.gallery」などといった一般名称が次々と誕生しており、特に地名ドメインは観光、商工、文化、スポーツ、地域振興など、様々な分野で”地域名ブランド”の存在を国内外にアピールできるとして注目されています。
今回スタートした「.tokyo」は、WEBサイトを通じて東京の魅力を広く世界へアピールし、東京のプレゼンスを高めることが可能なドメインとして話題を集めています。なお、同タイミングで追加された、名古屋市を表す新ドメイン「.nagoya」は既に2月20日(木)より先行登録を開始しています。
記者発表会で舛添要一東京都知事・AKB48メンバーも登場し、「.tokyo」をPR
東京と関連するWEBサイトであると一目瞭然でわかる「.tokyo」、これはファッション業界にとっても、見逃せない大きなニュースです。ファッション的に「TOKYO」ネーム自体がブランド化しているため、国内はもちろん、グローバル戦略、特にASEANを中心としたアジア戦略を加速するファッション企業にとって、”TOKYOブランド”としての発信強化に寄与する有効な手段としてみることができます。そういった意味では、早期の「.tokyo」ドメイン取得の検討が奏功するかもしれません。
・「.tokyo」プロモーションサイト http://hello.tokyo/