東急東横線・東京メトロ日比谷線中目黒駅周辺の高架下が、商業空間として今秋新たに誕生する。
これは、東京急行電鉄と東京地下鉄による共同プロジェクト。中目黒駅徒歩5分の立地に、全長約700mに渡る高架下空間を線状に開発。店舗、事務所など約40区画を設ける。高架橋の下を各店舗が各々のデザインで空間演出するほか、目黒川沿いには店舗用のテラススペースを設ける。
既に着工しており、目黒川から祐天寺方面へ、繁華街、住宅地を貫き開発することで、駅周辺の既存の商店街や緑道との回遊性をより一層高めるという。
開発コンセプトは、“SHARE(シェア)”。全長約700mに渡る高架橋というひとつ屋根の下を、個性あるさまざまな店舗が“SHARE”し、「中目黒らしい街の楽しみ方」ができる新しい商店街のカタチを目指す。
現在、トランジットジェネラルオフィスグループのリアルゲイトが一部貸主となり、鉄骨造1階建・最小13~最大187.37平方メートルの店舗・物販・事務所スペースとして入居を募集。8月22日から、スケルトン区画の現地内覧予約、オフィス先行内覧会員の受付を開始。デザイナー、スタイリスト、アーティスト、フォトグラファー向けのオフィスや、ショールーム、ヘアサロン、アパレル、インテリア等のショップを誘致している。
代官山とは一味違った「蔦屋書店」や、「ブルーボトルコーヒー(Blue Bottle c Coffee)」が出店することで話題の中目黒。今秋、新たなカルチャー発信地としてさらなる賑わいをみせそうだ。詳細リリースに期待が高まる。