フランスが世界に誇る伝説のファッションデザイナー、イブ・サンローランの輝かしいキャリアと人生の光と影を描いた感動作、映画「イヴ・サンローラン」が、9月6日(土)より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネマライズ他にて全国公開。先日5月16日(金)に日本版ポスターがメディアで解禁され、ネットで既に話題をよんでいます。
これは、2014年1月に本国フランスで公開するや、アカデミー賞を賑わせた映画「ゼロ・グラビティ」や「あなたを抱きしめる日まで」を抜いて、初登場NO.1の大ヒットを記録したという話題作で、公私ともにサンローランのパートナーだったピエール・ベルジェ氏が全面協力し、イヴ・サンローラン財団所有のアーカイブ衣装の貸し出しの許可も得て制作された、ブランド初公認の本格伝記映画となっています。
サンローラン役に抜擢されたのは、国立劇団コメディ・フランセーズ在籍のピエール・ニネ。卓越した演技力でサンローランの再来かと思えるほど、酷似した容姿と繊細なキャラクターを見事に再現し、フランスの全国民を圧倒。演技力と美しい素顔で”Beau Garconボー・ギャルソン=きれいな男”として人気が沸騰し、いま最も注目を浴びている若手俳優です。長年のサンローランのパートナーだったピエール・ベルジェ氏は、彼を見て圧倒され、動揺し、感動のあまり涙を流したといいます。
エディ・スリマン率いる新生「Saint Laurent(サンローラン)」が脚光浴びるいまだからこそ、ブランドファンはもちろん、ファッションに関わる業界人は必見の映画といえそうです。
<ストーリー>
1953年、パリ。21歳の新進デザイナー、イヴ・サンローランは、クリスチャン・ディオールの死後、後継者として指名され一躍世界の注目を集める。その若き天才は、初めてのコレクションを大成功させ、衝撃的なデビューを飾る。その才能に惹かれた26歳のピエール・ベルジェは、ディナーの席でイヴに出会い、たちまち恋に落ちる。ベルジェはイヴをデザイナーとして独立させ、イヴ・サンローラン社を設立。そしてその関係は、二人の運命を大きく変えたばかりでなく、世界のファッションの歴史を変えることになる。しかしその一方で、表現者ゆえの孤独とプレッシャーに苦しみ、イヴは薬物やアルコールに依存するようになっていく・・・。
<日本版予告編>
9/6(土)より角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネマライズ他全国ロードショー
配給:KADOKAWA
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