電動アシスト付きやスタイリッシュなデザイン等、市場が広がり街でも多く見かける子供乗せ自転車。安全性もより高くなってきている昨今だが、更に安全性に優れるというチャイルドトレーラーをご存知だろうか。
米国・オレゴン州の「バーレー(Burley)」のチャイルドトレーラーは、自転車の後輪に接続するタイプの子供けん引用トレーラー。自転車に装着するチャイルドシートに比べ、転倒リスクがほぼゼロ。また、ハンドルを使用して押すことも出来るので、ベビーカーとしての役割も担い、米国では馴染みの深い乗り物なのだ。
というのもバーレー社は、1978年に創業され、今年で38年目を迎える老舗メーカーなのだ。創業当初から「安全性第一」を掲げており、米国材料試験協会(ASTM)及び欧州規格(EN)が規定するチャイルドトレーラー関連規格全てに、準拠またはそれを上回る強度で設計されている。
もともと、バーレー社はバッグの販売会社からスタートしており、移動のためにバッグと幼い子供を運ぶ工夫が必要になり、トレーラー開発に至ったとのこと。その為、荷物を搭載できるスペースもあるのはもちろんのこと、子どもを二人まで乗せることができるタイプもあるので、年子や双子のファミリーにも嬉しいアイテムではないだろうか。
海外では使い易くても、日本の狭い住環境で使うには収納場所にも困るのでは、と感じる方もいるかもしれないが、折りたたみ式になっている為、日本でも徐々に受け入れられ始めているとのこと。既に日本での販売実績も2,000台を突破している。軽車両という扱いになるのでもちろん、公道走行も問題ない。
安全なだけでなく、子どもも喜んで乗りたがるというチャイルドトレーラー、先駆的なバーレー・ライフを取り入れてみてはいかがだろうか。