ユニクロが、展開終了から約3年ぶりの復刻となるファッションデザイナー、ジル・サンダーとのコレクション「+J(プラス ジェイ)」再販を発表し、大きな話題をよんでいます。
ユニクロが取り組んできた”ファッション・ベーシックの服づくり力”と、デザイナーとしてのジル・サンダーの”感性・クリエイティビティー”との相乗効果を図る限定コレクションとして、2009年秋冬から5シーズンにわたってリリースされた「+J」は、アウター、ボトムス、シャツ、カットソー、ニットなどを展開し、一時は完売アイテムも出るなど多くのファンから人気を博しました。
今回、販売終了後も多くの要望が寄せられたことを理由に、シャツやセーター、コートやダウンジャケット、パーカなど「+J」から厳選した約40アイテムを、”ベスト オブ +J(ベスト オブ プラス ジェイ)” として、9月26日(金)から国内28店舗とECで発売。完璧なデザインと至極のシンプルさ、世界最高品質のモダンな服を手頃な価格で人々にお届けする、というユニクロのミッションを具現化したコレクションとして位置づけられています。
ファッション史上に残るブランドコラボレーションとして、いまもなお記憶に新しい先進的な取り組みといえる「+J」の”復刻”。アディダス「スタンスミス」やリーボック「インスタポンプフューリー」など過去の人気アイテムを再販することでブランドの話題化を図る取り組みが、2014年上期だけでも多く見受けられました。
そういった視点で今回のユニクロの事例をみると、”復刻”はブランドの話題化を図るマーケティングにおけるキラーワードとして、戦略的に活用しやすい手法なのかもしれません。
・「ベスト オブ +J」特別サイト
WOMEN : http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/plusj_special/women/
MEN : http://www.uniqlo.com/jp/store/feature/uq/plusj_special/men/