「サカイ(sacai)」は11月22日、キッズのカプセルコレクションを発売する。南青山フラッグシップストアと、パリのセレクトショップ「コレット(Colette)」の2店舗のみで販売。
同カプセルコレクションは、今シーズンのみのスペシャルプロジェクト。ブランド草創期から扱っている「コレット」オーナーのサラ・アンドルマン(Sarah Andelman)からの依頼から始まったという。
「日常の上に成り立つデザイン」コンセプトに、新たなクラシックスタイルを表現していくサカイ。そのコンセプトと物づくりに対する考え方はそのままに、デザイン、ディテール、素材に至るまでを受け継ぎながらミニチュア化した全13型をリリース。
ダウンジャケット(3万8,000円)、裾にドローストリングが入ったシャツ(1万8,000円)、フレアのはいったカーディガン(2万5,000円)などのサカイの定番的アイテムの他に、スウェットモチーフよだれ掛け(6,000円)も発売。サイズ展開は90cm、110cm、130cmの3サイズ。
[元記事:sacai、限定キッズコレクション発売。青山とコレットで]
F.M.J.で先日掲載し人気記事となっている[矢野経「国内アパレル市場調査結果 2014」にみる注目動向、いま消費者が求めるのは”価格ではなく、品質やブランド”]ですが、そのデータでみられたもう一つの注目動向は、ベビー・子供服市場の成長です。今回の「sacai」は、今シーズンのみのスペシャルプロジェクトとのことですが、今後もファッションブランドによる新たな市場参入が予測され、その潮流を示すひとつとして捉えることできます。