auが1月1日から展開中の新テレビCMシリーズが話題です。
新CMキャラクターに起用された、松田翔太・桐谷健太・濱田岳が日本昔話の英雄”三太郎”として登場。それぞれ、桃太郎・浦島太郎・金太郎に扮し、「昔話でおなじみの英雄たちが実はトモダチだった―」というユニークな設定でストーリーを展開。「桃ちゃん」「金ちゃん」「浦ちゃん」と呼び合い、「あ、それ分かる~」「ガチで?」「んなワケないじゃん!」といった”現代風”の会話を繰り広げる、コミカルな世界観が描かれています。
これは、既成概念にとらわれず、それを打ち破り超えていく”あたらしい自由”を提供していきたいという事業コンセプトと連動したコピー「あたらしい英雄、はじまるっ」で展開されており、auのブランドコミュニケーションの一環として制作されています。
“2011年に蘇った織田信長と豊臣秀吉が東北地方をドライブする”という設定で木村拓哉とビートたけしが出演し話題になった、トヨタ自動車による「ReBORN」や、ペプシネックス・ゼロの小栗旬「桃太郎」CMが連想される今回の新CM。この手のCMのメリットは、誰もが知る国民的キャラクターを”自由”に演出できるという点。あえて”違和感”あるコント風の映像表現とストーリーをシリーズで展開することで、消費者はエンターテインメント的に楽しみながらCMを見ることができるため、広告への共感喚起と口コミ醸成に貢献します。
ファッション業界でも同様に、歴史的偉人や昔話のキャラクターを活用したユニークなプロモーション展開もみてみたいものです。
・au「あたらしい英雄、はじまるっ」http://www.au.kddi.com/pr/3taro/
au「あたらしい英雄・桃太郎」篇
au「あたらしい英雄・浦島太郎」篇
au「あたらしい英雄・金太郎」篇