ディズニーが仕掛けたサプライズを記録したWEBムービー「Disney Characters Surprise Shoppers」が、公開から約1週間でYOUTUBEで303万回以上再生、ミッキーマウスのフェイスブックページでは56万いいね!、114万以上のシェアを獲得するなど、世界中で話題になっています。
米・ニューヨーク州のロングアイランドのモールに突如現れたのは、「Umbra Penumbra Magic Shop(二つの影・マジックショップ)」と書かれた、光に照らされる不透明な窓のある不思議なショップ。何も知らない買い物客がその前を通ると、なんとミッキー、ドナルド、グーフィー(他にもトイストーリー、アナと雪の女王の主人公たち、プリンセス総勢)など、ディズニーおなじみのキャラクターが、彼らの動きを真似して窓の裏で影が動くという仕掛けです。徐々に人々はキャラクターの動きに合わせて遊んだり、影と踊ったりし始めます。最後には、お店の窓が開き、中からは本物のディズニーキャラクターたちが表れ、人々の盛り上がりと感動は最高潮に。厳しい寒さの続くニューヨークの人々だけでなく、世界中の人々の心をほっこりしてくれたディズニーマジックといえます。
実はこの大掛かりなサプライズ、「Disney Side (ディズニーな一面)」という新たな広告キャンペーンの一貫となっています。それぞれの人が持つ、「Disney Side (ディズニーな一面)」をもう一度思い出させることで、幸せな気持ちにするというのが目的。この様子を記録したドキュメントムービーが2月17日にYouTubeにアップされたことで、急速に拡がる結果に。また、ディズニーは専用ハッシュタグ「#DisneySide」を作り、SNSでの拡散を図っています。
本物のエンターテインメントとはこういうものなのでしょうか。今回のサプライズ・キャンペーンは、さらに他のショッピングモールに現れる可能性もあるとのこと。エンターテインメントとサプライズプロモーション、デジタルPRの組み合わせでブランドらしいブランドキャンペーンを仕掛けた、いま世界で最もハッピーなショーケースといえるでしょう。