映像制作会社のスタイルプラスブレインは、自分史映像を現役の映画監督がドキュメンタリータッチで製作するサービス「Life Cinema(ライフシネマ)」をリリース。
同社は、「モノ消費からコト消費」へ移行する時代の中で、「体験」の消費に重きが置かれる昨今、映画を作ってみたい、自分の人生を残し伝えたいというニーズが高まっていることに着目。”すべての人生は映画である”をテーマに、映画監督が本人の生きた証(あかし)を切り取り、ドキュメンタリー映画のように自分の人生をストーリー化して映像製作する新サービスで、主にシニアを対象にしています。
利用シーンとしては、定年退職など、シニアが第2の人生をいかに生きるかを考える節目やエンディングノートを書き始めた時、人生のパートナーを亡くして偲ぶ時、会社の周年や事業継承の時などを想定しているといいます。製作料金は、基本パック80万円、おまかせパック140万円、プレミアムパック350万円と撮影・製作内容に応じて設定されています。
ファッション業界としても、マーケットの高齢化や動画マーケティングが活発化するなかで、ファミリー向けキャンペーンの1コンテンツとして参考になる新たなサービス事例といえます。
・「Life Cinema」 http://cinema4u.jp
・サンプルムービー