東急ハンズが、ライフスタイルショップ「WORK HANDS(ワークハンズ)」を「BEAMS(ビームス)」とのコラボレーションによって開発。「WORK HANDS」は東急ハンズが初めてファッションを提案する新業態です。今秋10月上旬には東急ハンズ渋谷店をかわきりに、心斎橋店、博多店、横浜店内に、ショップインショップとして順次オープンし、同時に東急ハンズネットストアでの販売も開始します。また、2014年以降には、単独店の出店も計画しており、東急ハンズの企業成長戦略のひとつとして期待がかかる新業態となっています。「BEAMS」としても次の成長戦略となる“ネクスト・ビームス”の新たな進化形として力を注ぐプロジェクトです。
「WORK HANDS」は、ショップコンセプトを「Style for creative life」として、自分らしくつくることを楽しむ、ファッションとくらし方を提案するショップです。ワークテイストのデイリーウェアやデザイン性のある生活雑貨を通じて、DIY・園芸・クッキングなどの身近な趣味を創造的に楽しむライフスタイルをテーマに、30代~40代を中心とした男女をコアターゲットとしています。
東急ハンズはこの新業態開発にあたり、「BEAMS」とのコラボレーションでファッション提案を行います。「BEAMS」はショップ企画、MD計画に関してディレクション・アドバイスを行い、バイイングや業態開発全体をサポート。また、両社のノウハウを結集した新しいワークウェアブランド「WORK HANDS × BEAMS」を開発。洗練されたメンズ、ウィメンズのデイリーウェアを通じて新感覚のワークスタイルを展開します。
また、今回のコラボレーションは異業種コラボをプロデュースする広告業界初のサービス「コラボ・コンシェルジュ」によって実現したもので、東急ハンズは今回の新業態開発にあたり、ファッション企業とのコネクションやアパレルの専門的知見、業界間の商慣習の違いなどにおいて課題があり、サービスを依頼。具体的なサービス内容としては、コラボレーションの目的整理や課題抽出、コラボ先選定基準の整理を行い、ブランド候補をリストアップ。ブランド認知率や企業動向などのマーケティングデータなどを比較検討した上で企業へのアプローチを開始し、数ヶ月にわたる条件交渉の結果、「BEAMS」とのコラボレーションが決定。事業開発のファシリテーションや契約業務をはじめ、商品開発や海外リサーチ同行、ブランドローンチに関わるPRにいたるまで、ファッション・マーケティング全体のサポートを「コラボ・コンシェルジュ」が行っています。「コラボ・コンシェルジュ」を運営する博報堂グループのコスモ・コミュニケーションズはグループ間の連携・協業を強化するほか、本事業に関しては通常ビジネスとは別事業として位置づけ、同業他社からのコラボ案件も受け付けており、今後もファッションと異業種企業のコラボレーションを積極的に開発していくことを同時にリリースしています。
なお、「WORK HANDS」の店舗や展開商品などの内容詳細は9月上旬リリースされる予定ですが、8月7日(水)放送のテレビ東京系ニュース番組「ワールドビジネスサテライト」にて独占取材が行われており、その模様を番組ホームページで観ることができます。
ライフスタイル雑貨とファッションのリーディングカンパニー同士のコラボによる、まさに本物のライフスタイルショップの誕生に期待がかかります。