ユナイテッドアローズは、直営通販サイト「UNITED ARROWS LTD. ONLINE STORE(ユナイテッドアローズ オンラインストア)」のスマートフォンアプリを、本日1月14日(火)より提供スタート。
オンラインストアで展開する全8ストアブランドの商品閲覧や購入はもちろん、品番による商品検索や店舗在庫確認、近隣店舗検索、スタッフスタイリングなど、オンラインストアでも展開するコンテンツや機能を搭載するほか、好きなストアブランドやよく立ち寄る店舗をフォローして、欲しい情報を自分好みにカスタマイズできる機能も追加。好きなブランドの商品やスタイリングなどが閲覧可能になるなど、オンラインストアに限らず、リアル店舗を利用する全てのユーザーが活用できるアプリを目指します。
同社は、EC事業による売上が全体の10%を超えており、その中でも特にスマホ経由の購入のシェアが急伸長。スマホ最適化だけではなく、ストレスフリーで買物ができる利便性の向上が、アプリ開発に至った背景となっています。今後もさらなる伸びを見込み、機能の拡充を予定。今期掲げた経営方針の1つ「O2Oリーディングカンパニーへのチャレンジ」の一環として、リアル店舗とオンラインの連携強化を図ります。
今回のリリースで注目すべきは、「商品タグ記載の品番から検索」できる機能です。これは、店頭商品の商品タグに記載された11桁の商品番号を入力すると、すぐに該当商品を表示し、商品詳細をチェック、あとでゆっくりと検討したい商品は「マイリスト」に登録すれば、いつでも閲覧できるというもので、オンラインストアで既に提供されているサービスの利便性向上を図る機能です。
その背景には、2013年2月から一部店舗で提供されている、試着はしたものの購入に至らなかった来店者に、その商品の品番メモを名刺の裏に書いて渡すというサービスの成功をみることができます。通常は3~4%といわれる、来店後のECサイトでの購入率が、品番メモを配ることで10%に上昇したといわれています。また、ECで注文した商品を店頭に取り寄せて試着した上で購入できる「店舗受け取り」サービスも予定されているといいます。
同社は、2013年4月にはデジタルマーケティング部を新設し、EC統括チームとWEBサービスチーム、店頭POPやバナーを手掛けるデザインチームを統合するなど体制整備による社内連携強化も行っており、”O2Oリーディングカンパニー”として挑むその積極的なオムニチャネル化推進に今後も注目できます。
・「UNITED ARROWS LTD. ONLINE STORE」スマートフォンアプリ
https://itunes.apple.com/jp/app/yunaiteddoarozu-onrainsutoa/id784390799?mt=8
※iPhoneのみ、Andoridは2014年1月中予定
・「UNITED ARROWS LTD. ONLINE STORE」 http://store.united-arrows.co.jp/