子ども服のファミリアは、新規事業となる認可外保育所「ファミリア プリスクール(familiar PRESCHOOL)」を港区白金台に4月中旬、開園することを発表。現在、公式サイトでは説明会予約の受付が既にスタート。満1~5歳が対象で、定員60名を受け入れます。
同園は、「まだ見えない才能をカタチにする」を理念として、1.思いやりの”こころ”を育てる、2.未来を生き抜く”力”を育てる、3.自信につながる”創造力”を育てる、という3つをコンセプトに掲げ、子どもらしさを大切にした”愛情子育て”を行うとしています。プログラムは、イタリア発祥の教育メソッド「レッジョ・エミリア アプローチ」を基軸に展開。子どもと大人の双方が創造力を発揮し、美的で探求的な活動を通して共に学び育ち関わりを形成するもので、子ども達から生まれる「なぜ?」「どうして?」子ども達自身がその問いに対する答えを想像力を働かせ見つけようとするドキュメンテーションを行いながら進めていくカリキュラムです。
地下1階、地上3階となる一棟建ての園舎は、延べ床面積が約464平方メートル。保育・活動スペース、アトリエや図書室、ギャラリースペースのほか、開放的な屋上スペースにも遊具を設置。白金台駅から徒歩2分の好立地となっています。
担当者によると今回の参入理由を、「ファミリアは、今年の4月で65周年を迎える。創業以来、培ったお子様に対するケアやノウハウを他の事業で展開していくことを以前から構想していた。世の中的な需要も高く、そのニーズに対応していきたい。」とコメントしています。
F.M.J.でもその動向から注目している、ベビー・子ども市場の新たな潮流。子ども服の大手アパレルが保育事業に參入するのは初とされており、同市場もライフスタイル事業化していることをあらわす、新たなショーケースといえそうです。
・「ファミリア プリスクール(familiar PRESCHOOL)」 https://www.familiar.co.jp/preschool/