東京急行電鉄が、東横線渋谷と代官山間の旧線路跡地で進める新複合施設「渋谷ブリッジ(SHIBUYA BRIDGE)」を2018年秋に開業すると発表した。
「渋谷ブリッジ」は、約600メートルに渡って整備される渋谷川沿いの遊歩道の先に位置し、A棟・B棟の2棟の建物で構成される複合施設。A棟には、保育所型認定こども園「渋谷東しぜんの国こども園 small alley」が開園。短時間保育への取り組みや子育て支援スペースなどの機能も備える。
またB棟には、シンクグリーンプロデュースが展開する「マスタードホテル(MUSTARD HOTEL)」がオープン。“街のかくし味”のような存在をコンセプトに、「宿泊する場」だけではない、「街を楽しむための場」としてのホテルを目指す。全76室・計182名収容の客室を備える。このほか、入居者が自由に空間を創ることができる仕様のオフィス、店舗やカフェも併設する。
「渋谷ブリッジ」という名称には、多世代・異文化への「橋渡し」、渋谷と代官山という異なる顔を持つエリアの「橋渡し」をしたいという想いを込められた。プロジェクトのプロデュースをシンクグリーンプロデュース(THINK GREEN PRODUCE)、建築デザインディレクションをトリップスター(TRIPSTER)が手がける。
©渋谷ブリッジ