ナイキは、「エア マックス 95」誕生20周年を記念した、2つの新モデル「ナイキ エア マックス 95 ウルトラ ジャカード」と「ナイキ ウィメンズ エア マックス 95 ウルトラ」を発売する。
「ナイキ エア マックス 95 ウルトラ ジャカード」は、アッパーからアウトソールまで全てをアップデート。アッパーは、古くからあるジャカード織りの手法で人体の構造を模倣して1枚仕立てに。また、足の動きに合わせてシューズの中で足を安定させる、第2世代のナイキ フライワイヤーを活用。
ナイキ エア マックス 95 ウルトラ ジャカード ¥18,360(税込)
ウィメンズの「ナイキ ウィメンズ エア マックス 95 ウルトラ」は、オリジナルデザインを維持しつつ、細めの足型と前足部のエアソールユニットを取り除くことでソールを薄く仕上げた。カラーリングは、オリジナルとは逆の上から下に向かってブラックから淡いカラーのグラデーションと、ソールをホワイトにすることでミニマルなデザインを実現している。
ナイキ ウィメンズ エア マックス 95 ウルトラ ¥16,200(税込)
さらに、今回のリリースによって明かされたのは、当時の制作秘話だ。入社4年目の新人デザイナーだったセルジオ・ロザーノが手掛けた、オリジナルの「エア マックス 95」。「最初のコンセプトレビューでは、エア マックス 95は全会一致の賛成を受けたわけではありません。人によって良いという人と、全く嫌いだと言う人がいました。」と自身も語るほど、社内では賛否両論あり、発売には大きな障害があったという。前足部のビジブルエアの実現と黒いアウトソールというナイキ初の試みから、やっと見えるくらいのスウォッシュロゴ、当時売れないカラーとされていたグレーを基調としたカラーリングに至るまで、そのユニークかつ斬新なデザインとコンセプトはそれまでのランニングシューズの常識を超えるもの。その難題をクリアし発表したことが、業界のパラダイムシフトを起こした。20年経った今もなお、現代デザインに影響を与え続けている。
90年代ハイテクスニーカーブームを象徴する存在「エア マックス 95」進化版のリリース。いま再燃するスニーカーカルチャーをもアップデートする、新たなキーアイテムとなりそうだ。なお、発売は7月16日。NIKE.COM/SPORTWEARと一部のナイキ スポーツウェア販売店で展開される。
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