ナイキ(NIKE)が1989年に公開した映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART II』でマイケル・J・フォックス演じるマーティがタイムスリップした日付である2015年10月21日に合わせて、自動で靴ひもが締まるスニーカー「2015 ナイキマグ」を発表した。
「2015 ナイキマグ」は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART II』でタイムスリップした未来に登場したスニーカーを実際に商品化したもの。11年に発売されたモデルでは搭載されていなかった、靴ひもが自動で閉まる技術「パワーレース」を採用。現在でもポップカルチャーとして語り継がれている唯一無二のデザインに新たなデジタル技術を搭載することで、「ナイキマグ」をさらに進化させた。
ナイキは同シューズにて、着用者の動きを感知し、着用者が求める履き心地とサポート性を提供する個別システムを完成させた。現在様々なスポーツでこの技術を試験しており、今後もそこで得た情報を活かしつつ、これまでにない機能性をもった未来の革新的なフットウエアを開発していく。
なお、ナイキは「2015 ナイキマグ」を初めて履いた有名人であるマイケル・J・フォックスに贈呈。今後、「2015 ナイキマグ」は限定オークションによってのみ販売され、売上金はすべてパーキンソン病研究機関であるマイケル・J・フォックス財団に寄付される。オークションの詳細は、16年春に公式サイト、及び公式Twitterにて告知される予定だ。
[元記事:ナイキが『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の未来シューズ「2015 ナイキマグ」発表]