サッポロ不動産開発とつゞれ屋は15日、東京・銀座4丁目交差点に開業する新商業施設、銀座プレイスの概要を発表した。「発信と交流の拠点」(生駒俊行サッポロ不動産開発社長)をコンセプトに、主にショールームや飲食店を入れる。地下2階~地上11階建てで、延べ床面積は7350平方位㍍。年間来館者数は400万人を見込む。
9月24日にグランドオープンする。ソニーが4~6階、日産が1~2階にショールームを開設する。3階はイベントスペース&カフェで自主企画のイベントを開催する。このほかビアホール「銀座ライオン」(地下1~地下2階)、きもの「つゞれ屋」(1階)、フレンチビストロ「グラン・ビストロ・マルクス」(7階)、貴金属販売「SGC」(10階)、鉄板焼きレストラン「神戸プレジール銀座」(11階)を入れる。
外装デザインは、代官山Tサイトなどを手掛けたクライン・ダイサム・アーキテクツを起用した=写真。銀座の商店会や諸団体で構成する全銀座会の岡本圭祐街づくり委員長は「建築、ディスプレーの美しさで、銀ブラ(銀座の街歩き)がもっと楽しくなる」と期待する。