夏休みがはじまり、平日でも街はファミリーで賑わうようになって夏気分も上々。そんな夏の風物詩を感じるニュースが届いた。
イケア・ジャパンは、8月1日から期間限定で食用ザリガニの販売をスタート。店内のレストランでは「ザリガニプレート」を、自宅用には「冷凍ザリガニ」を展開する。
19世紀初頭、 スウェーデンの湖には多くのザリガニが生息しており、珍味として評判の高かったザリガニは、 当時ヨーロッパの高級レストランで人気を呼んだ食材。いまでもスウェーデンでは、ザリガニ漁が解禁となる8月になると、“ザリガニパーティー”を開催。 屋外にセットしたテーブルに真っ赤に茹であがったザリガニやパン、 チーズ、 エビ、 さまざまな種類のパイを並べ、 友人や家族と一緒にテーブルを囲むという。
ゆっくりと太陽が落ちてあたりが暗くなり、 キャンドルと紙提灯に火が灯ると、 パーティーの始まり。 ゲストはみんな、 紙製のとんがり帽とエプロンを身に付け、 スナップス(スウェーデンの蒸留酒)を片手に乾杯の歌を歌うというのが、スウェーデン流の夏の過ご方しらしい。
イケアのオシャレなインテリアとともに、今年は食用ザリガニに挑戦して仲間と楽しんでみると、よりエキサイティングな夏になるかも。