今年で31回目を迎えるインターナショナル・クリエイティブ・フェス「東京デザインウィーク(TOKYO DESIGN WEEK) 2016」が10月26日、東京・青山で開幕した。会期は、前期が31日まで、後期が11月2日から7日まで。
東京デザインウィークは、デザイン・アート・音楽・ファッション・フードなど幅広いクリエイティブジャンルをゆるやかに横断、融合させたクリエイティブの祭典。国内外から企業、団体、大使館、メディア、学校、クリエイター、ミュージシャンが参加し、10万人を超える高感度な来場者に向けて、プロモーションやプレゼンテーション、テストマーケティング、ビジネスマッチングなどを展開する。
「ナイキ(NIKE)」は、「AIR INFINITY(AIRの無限の可能性)」をテーマに、AIRのエボリューションを革新とデザインの観点から表現した「POSSIBILITY OF AIR」展を開催。来春発売予定の最新イノベーションとなる「ベイパーマックス エアー(VAPORMAX AIR)」を搭載したフットウェアを日本初公開したほか、NIKEiDによるデザインワークショップも行う。
また、「ソニー(SONY)」は、最新ウェアラブルデバイス「MOTION SONIC PROJECT」を発表。人間の身体表現と音のインタラクションを体感できる、ウェアラブル型端末の実験機を公開した。ソニーが開発段階のものをリリースすることは珍しく、“音と身体の動きを連動させることで、エンターテイメントの可能性を無限に拡げる”実験的な試みとなっている。
「イケア(IKEA)」は、「Democratic Design(デモクラティックデザイン)」という、独自のデザイン思想を展示で表現。「パナソニック」は、家電・空間体験ができるVRコンテンツを通してライフスタイルを提案するなど、デザインやテクノロジーに注力する企業ブースが充実。最新イノベーションを体感できる見どころ満載のフェスになっている。
このほか、今年初のコンテンツとなるAirTent展も開催。透明なAirTentは360度どこからでも中が見え、夜ライトアップされると幻想的な空間に。2020年に向けスポーツをテーマにした展示や、学生とクリエイターとのコラボレーションなど、さまざまな作品を展示する。
ABLE & PARTNERS TOKYO DESIGN WEEK 2016
- 期間:前期 2016年10月26日(水)~10月31日(月)後期 2016年11月2日(水)~11月7日(月)※11月1日は終日閉場
- 開場時間:11:00~21:00(最終日11月7日のみ20:00閉場)
- 会場:〒160-0013東京都新宿区霞ヶ丘町2-3 明治神宮外苑絵画館前
- 料金:【当日】大人2,500円【前売】大人2,000円【前期・後期セット割】大人4,000円
【親割】親1名 1,800円、親2名 3,600円 ※こども連れ(乳児除く)で来場の場合、大人の入場料金を割引(小学生以下無料、乳児は1歳未満) - 公式サイト