日本最大規模のデザイナーズジュエリーイベント「ニュージュエリー トウキョウ 2022(New Jewelry TOKYO 2021)」が、東京・表参道のスパイラル、12月2日から4日の期間で開催する。
開催13回目となる今年は、青山・スパイラル1階と3階を貸し切り、新たなアプローチを試みているデザイナーズジュエリーブランドや作家を中心に、約100組の出展者を迎え開催。ジュエリーブランドに加え、ショップやギャラリー、飲食や服飾雑貨のブースが軒を連ね、恒例のワークショップも多数開催するなど、「見て、買って、作って、体感する」というニュージュエリー創設当初からのコンセプトを実感できる内容の濃いコンテンツを展開する。
注目の出展者には、ヤヌカ(januka)やフィリフヨンカ(Fillyjonk)、シモン(simmon)など高い人気を誇るブランドに加え、日本の伝統技術を現代に昇華させたアテナリ(ATENARI)や中井ヒットなどが名を連ねる。またダイヤモンドを循環させる新たなジュエリーブランドのオールニーク(ALLNIQUE)や、世界で唯一の植物由来宝石“琥珀”を使用したナインティエムエム(90MM)など、サステナブルな取り組みを始めているブランドも多数出展する。
ギャラリー&ショップでは、コンテンポラリージュエリーギャラリーの先駆者であるギャラリードゥポワソン(gallery deux poissons)やホールインザウォール(HOLE IN THE WALL)、そして独自の審美眼で東海エリアに根強いファンを持つセレクトショップのフーリゴシェド(Fuligo shed)など、一堂に会す希少な機会を、全て3階に出展。今年は、ジュエリーブランド・ハム(hum)が手掛けるWORKSHOP NANOKAWA / NIGHT WORKSHOP JINGUMAEや、詫間宝石彫刻による、伝統技術の継承に焦点をおいたワークショップを開催。特に話題を集めているのは、詫間宝石彫刻と福岡の彫金教室WORKSHOP NANOKAWAとのコラボレーション企画。天然石の研磨、石留め、仕上げまで全て自分で行うリング制作を通しハンドメイドの醍醐味を味わえます。また、NIGHT WORKSHOP JINGUMAEは、職人・神田夏稀によるレクチャーを受けながらシルバーリングに和彫りで模様を施す体験が可能となる。さらに今後ジュエリーデザインの可能性が広がるipadによる3D CADのデザイン体験を、恵比寿・ラヴァーグジュエリースクールが開講する。
会場ではジュエリー業界のSDGsを推進すべく、リファインメタル(再生貴金属)を試験的に導入できる企画を展開。またこの新しい取り組みに賛同するブランドのブースではリファインメタルを使った商品が一部展開される。さらに会場から、会期中毎日インスタライブを配信する他、星読み係のyuji氏を迎えたトークセッションを開催するなどコンテンツも充実。また、今年11月にオープンしたギャラリーエスケーパーズ(GALLERY ESCAPERS)がサテライト会場として登場。12月1日から5日の期間中「ハム」のSignet ringビスポークオーダー会などのスペシャルイベント、 そして国内最多の130点のアイテムをご用意した「ソフィーブハイ(Sophie Buhai)」のポップアップを開催する他、mitosaya 薬草園蒸留所や、ジュエリーの専門書を扱うBERYL BOOKS等も出展する。
「New Jewelry TOKYO 2022」
日時:2022年12月2日(金) – 4日(日) 11時〜20時
場所:スパイラル | Spiral Garden(1階) Spiral Hall(3階)
表参道駅B1出口前