渋谷の新商業施設「渋谷キャスト(SHIBUYA CAST.)」(東京都渋谷区渋谷1-23-21)が4月28日に開業することを発表した。
同所は、東京急行電鉄、大成建設、サッポロ不動産開発、東急建設の4社出資による、渋谷宮下町リアルティが運営。都営住宅の跡地で、JR渋谷駅徒歩7分の宮下公園からほど近い好立地。隣接する商業施設「ココチ(cocoti)」との接続通路や、渋谷キャットストリートの起点として明治通り沿いに広場も設けられる。
約5020平方メートルの敷地に、地下2階・地上16階の全18フロアで構成する渋谷キャストは、ショップ、オフィス、シェアオフィス、カフェ、多目的スペース、広場、住居といった7つのゾーンからなる複合施設。
1・2階には「コーラボ(co-lab)」によるシェアオフィスとカフェ、2階から12階にはオフィス、13階から16階には80戸の賃貸住宅を展開。1Rから3LDKタイプと、14階は「サービスアパートメント」として、国内外からの短中期滞在者に提供する。
オフィスフロアに本社を移転入居するベイクルーズは、新業態のセレクトショップ「PULP 417 EDIFICE」を出店。“New G enerator of Street Culture”をコンセプトに、新時代のTOKYO STREET STYLEを発信。メンズウェアだけでなく、オーバーサイズな着こなしができるユニセックスなアイテムやレディスウエア、「フォーワンセブン エディフィス(417 EEDIFICE)」が手掛けるフットウェアに特化したレーベル「FIC」も展開。また、“マイスタイルデリ” をテーマに、野菜たっぷりでヘルシーなデリと、焼きたてのワッフルコーンアイスなどが楽しめるデリカフェ「PULP Deli&Cafe」も併設オープンする。
このほか、ヒュージが手掛けるスパニッシュイタリアン「THE RIGOLETTO」、ミニスーパー「東急ストア フードステーション」カフェ「オーレ(Are)」といった全4店舗がオープンする。
渋谷キャストは、東京都による「都市再生ステップアップ・プロジェクト(渋谷地区)」における第1弾事業として、都心における多様な居住スタイルを促進を目指す。