三菱地所が、青山ベルコモンズ跡地となる東京・北青山の新複合ビル「(仮称)北青山二丁目計画」を12月11日に着工。竣工は、2020年4月末を予定する。
今回の新施設は、地上20階・地下2階、延床面積約2万3,000平方メートルの複合ビルで、1・2階に商業ゾーン、5階から15階にコワーキング施設とオフィス、3・4階、16階から20階のホテルゾーンから構成される。商業ゾーンは、青山ベルコモンズの系譜を継ぐラインアップになるという。
再注目のホテルゾーンには、オリエンタルホテル神戸、ウィズ ザ スタイル 福岡などを手がけるプラン ドゥ シーが東京初出店となる。多様なニーズに応えるライフスタイル型ホテルで、3階にはイベントスペースも併設。また、ルーフトップにはレストラン&バーテラススペースも設け、南側に広がる六本木の夜景を一望できる空間を演出。世界中からの来訪客に応えるために様々なジャンルのダイニングを用意する。客室数は42室で、客室サイズは、約30から60平方メートル、開業は2020年上期中を予定する。
同所は、青山通りと外苑西通りの交わる南青山三丁目交差点。新国立競技場が建設される青山エリアは、東京メトロ銀座線外苑前駅をはじめ、再開発が着々と進んでいる。今回発表された新複合ビルも新たなランドマークとして、注目できる。