ブルガリ ホテルズ & リゾーツは、東京駅前に、日本初となるブルガリ ホテルを開業することに合意したと発表した。この新たなホテルは、三井不動産とパートナシップを結び、「ブルガリ ホテル 東京」として2022年末に開業する予定だ。
同ホテルは、東京駅前において建設予定のオフィスや商業施設が入るハイグレードな複合ビルの39階から最上階45階まで7フロアに展開予定。都心の利便性が高いエリアに誕生する同ホテルの徒歩圏内には、皇居などの観光名所や日本橋・銀座といったショッピングエリアがある上、東京駅至近で、日本橋・丸の内などの金融・ビジネス街にほど近く、ビジネスでの滞在にも理想的なロケーションだ。
客室は、ツイン・ダブルルームを中心に、ラグジュアリーなスイートから究極のブルガリスイートまで、多彩なタイプを取り揃えた全98室。また、イル・バール、イル・リストランテ、暖炉のあるラウンジといったブルガリ ホテルのアイコン的な空間には、すべてアウトドア・テラスを併設し、イル・チョコラートのショップや広々とした屋外スペースのあるボールルームも備えられる。約1,500㎡のブルガリ・スパでは、至福のトリートメント、リトリート、グルーミングといった極上のウェルビーイング・エクスペリエンスが楽しめる他、併設された最先端のフィットネスジムと25m屋内プールでは、よりラグジュアリーな体験が出来る。
「ブルガリ ホテルズ & リゾーツにとって大きな一歩となるブルガリ ホテルの東京開業のニュースをお伝えすることができ、大変誇らしく思います。30年にわたり日本でビジネスを展開してきたブルガリにとって、日本は戦略的にも重要な市場です。ジュエリーとホスピタリティーが完全に融合することで、ブルガリのショップのみならず、ラグジュアリーなサービスを提供し、ブルガリの精神を反映するこの素晴らしいホテルにおいても、質の高いサービスを求めるゲストのご期待にお応えできると信じています。本プロジェクトにおいて、三井不動産という日本の不動産産業のリーディングカンパニーとパートナーシップを組めたことを光栄に思います。また私どもの妥協なきコンテンポラリーなイタリアン・スタイルが受け入れられ、日本の高級ホテル市場において魅力的な体験をお届けできるものと確信しています。」と、ブルガリのCEO ジャン-クリストフ・ババン氏はコメントする。
これまでのブルガリ ホテルズ & リゾーツ同様、インテリアデザインは、著名なイタリアの建築設計事務所アントニオ・チッテリオ・パトリシア・ヴィールが手掛ける。コンテンポラリーなデザイン、卓越したクラフトマンシップ、意匠を凝らしたディテールというブルガリのコアヴァリューを形にし、洗練されたイタリアン・スタイルのエッセンスを取り入れた機能的にも優れた空間を創出している。
ブルガリ ホテルズ & リゾーツは、ミラノ、ロンドン、バリ、北京、ドバイにおいてラグジュアリーホテルを展開。今後は、2018年に上海、2020年にモスクワ、パリにオープンする予定で、同ホテルは、9軒目となり、日本での開業は初となる。